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| 2000年09月09日(土) |
ダーツバーでジャンプジャンプ!! |
まあそんな訳でダーツバー。 普通に凄くびっくりした。 いや、今週のジャンプでびっくりしなかった所がむしろ少ないぐらい。 ダーツバーって。渋谷って。夜で。2人で。デートですよね。 どうやって呼んだのかもわかりませんからまあここは妄想1つ。
・ヒル魔が携帯で呼び寄せた ・学校まで迎えに行った ・矢文 ・念力
個人的にはやまだは最後の念力をプッシュします。 キッヒルを愛しているやまだとしては 2人には常にツーカーであってほしい。 常識的な所で携帯かなって。 で、ダーツバーに呼び出したのかなって。
ねえ、他に呼び出す所無かったの?
季節が夏だったらプールバーにでもなんのか。 高校生である事を忘れそうな待ち合わせ場所。 銃刀法だの未成年運転だの色々とやらかし放題なアイシですが 飲酒シーンさえなければどんなムーディな場所でもアリか。 うっかり挿入シーンになったらどうするんだい。
場所としてはロカボスの渋谷店っぽいですが キッドさんは上野店とか六本木店とかがお似合いしますよ。 なんでそんな事を言うかと言うと調べたからです。 ダーツバーってどんな料金形態してるのか知りたかったのです。 (結局よくわかりませんでした<駄目じゃん) 高得点取ると安くなったりすると素敵っすね。 結局いっつも2人はタダ酒だったりすんじゃないですか。 馬鹿飲みする2人じゃないから、お店としては 良い客引きになるわけで有り難いのに 2人ともお互いしか眼中になくって 混む前に帰っちゃったりして 世の中うまくいかないもんですな! でもキッヒル的にはこの上なく上手く回っているちゅう話なんです。
常連客さんは「マイダーツ」なるものを店に預けているのだそうで 2人はしっかりそういうシステムを使っていそうだ。 手ぶらで遊びに来るんですよ。2人で手をつないで歩くためにな……! ああもう、2人でいつも遊んでるのかよ……!!!! ボトルキープさえしかねないっすね。 札の名前書く時に揉めればいいよ。 ヒル魔が紫苑て書こうとしてキッドがペン取りあげちゃうといいよ。
キッドさんが見てる画像から陸っくんが見たパソの画像は見えたのか、とか その前にどのアングルからその映像撮影したのとか 話の本筋を見失うようなダーツバーですね。いやもうなんか本編どうでもいい。(暴言) いっそ本編がキッヒルなのだという真理。(失言)
首に布巻くのが今のアイシではおしゃれ最先端? キッドさんはスカーフ巻く時、一度顎の下で結んでから くるんてする事希望します。だからいっつも後ろ髪はねてんだよ!!!
おっさん、邪魔。キッドさんの尻の前で邪魔。
オープン前なのか客がいないのか貸しきりなのか ともかく我が物顔で店を使っている2人ですがほんっと細いな!
おっさん、空気読め。
かつてキッドさんはヒル魔の事を 「その恐い髪の毛もピアスもわざとでしょ」って言われてましたね。 可愛かったっすね。(すみません。もうそればっかりです) ヒル魔はあれを根に持ってるんじゃないかなと思う訳です。 だからねっちねっちと紫苑ネタでやり返す訳で キッドもまた肩をすくめたり帽子の下に表情隠して 思い悩んだり遠い目をしたりしながら受け流したりするわけで。
途中から「どっちがより相手の事をよりわかって(攻撃して)いるか」勝負になる訳で。
ラブ挑発バトルはエスカレートすると相手の口を塞いじゃうんだ! そうだ、これは相手に自分の口を塞がせるための前哨戦だ! チューして、って言ってるも同然! ツンデレで言う所のデレ通り越してとろみな所!(どこだそれ)
わかってんだぜ?って態度にちょっと余裕も感じられるヒル魔さんですが 今回はまだ直接対決ではないですもんね。
全てが通用しない事を悟った
なんて以前には諦めのモノローグ出てましたけど だからこそ直接勝敗に関係ないこんな時には ヒル魔は叶わない相手に(しかもキッドには鉄馬という本命がいるからこそ) 甘えているというか思う存分軽口叩いているようにも見えます。
だって、キッドが一番辛い時にそばにいたのは鉄馬なんだもの。 そして鉄馬はいつかキッドが自分以外を選ぶ日が来るんじゃないかと 薄々思っているからキッドとヒル魔の関係に何も言えないのじゃないかな、と。 それがやまだのキッヒルで鉄キ。
でもキッドは鉄馬が自分のそばからいなくなる事が許されないから 絶対手放さないと思います。手放さない上で、どこまでやったらセ−フティなのか 微妙に距離を測っていそう。鉄馬、たまにこいつの尻叩いてやれ。 たまにはお仕置きもしないと唯我独尊で大変ですよ。
まあちょっと余談したのでおいといて。 キッドさんはヒル魔のちょっかいが楽しいのですよ。 こちらをひらり、あちらをひらり、逃げたり追ったりかわしたり受け止めたり。 だからこういう夜の誘いにも乗って来ちゃうんじゃないかなと思うんです。 普段はすげーーテンション低そうだもの。 誘っても合コンとか出ないタイプだ。 休みの日には家でごろごろしていたり 学校でも「だるいねえ」なんてぼんやりほうけてたりする人だ。
でも本人が気付かないだけで、認めようとしないだけで 欲しいものが欲しい人ですよ。貪欲なぐらい我が侭な人ですよ。 キッドさんはヒル魔さんが目の前にいると欲しくなるんですよ。
ヒル魔は練習終わって家に帰ってシャワー浴びて服を着替えて 髪の毛もう一回セットし直してからここに来たのかなーなんて思ってる人です。 鉄馬が自分以外を見ているのがいやな癖に 自分が他を見るのは許すという、とんでもなく懐の緩い人。 でも恐い人。「本気」を中々出さない人。 出す時は凄く陰険に出る人。キッドさんは恐い人。
だから好き。大好きだキッドさん。
最後の峨王力也さんに「氏」がついておりませんが 名前を呼び捨てにするだけで、ギラつきが露になる方も そうそういらっしゃいますまい。
あの時とは違う。 今は自分の意思で勝ちが欲しい。 がむしゃらで貪欲に、叶わなくても欲しいと思う。 そのために全力を尽くすよ、って決心されたようなキッドさん。 顔が恐い。恐いのが素敵。
ヒル魔はにやにや笑いながら、 「イイ顔、するようになったんじゃねえか」って言っちゃうんだ。 「どんな顔してた?」 帽子を直すキッドの癖は、腕で表情を隠すためのものだ。 「死んだ魚みてぇな目だな」 ヒル魔の言葉は大抵キッドの心理を突く。 沼の底に沈んだ泥を、かき混ぜるように深くを抉る。 「大抵のヤツは、最初その目に騙されるだろう?」 「騙すつもりは、ないんだけどねえ」
勝とう、と思う時。 勝ちたい、と思う時。 必ず脳裏に蘇るのはあの時の記憶。
打ち抜くために見つめる的が急に暗く遠くに逃げる。 逃げられる前に急いで打ち抜く。だから自然と早撃ちになった。 追い立てられるようにスピードが上がった。
的を見つめる視野は狭まる。呼吸と共に狭窄する。 汗が冷たく、息が詰まり、音が消えて色も褪せる。 脳に響くのはただ1つ。
勝たなければならないんだよ。
かきむしる程に欲しかったのは勝利じゃあなかった。 結果でも無かった。 終わる事。止まった息を吐き出す事。 逃げる事。安堵する事。試合が終わると涙が溢れた。 まだ大丈夫だった。 まだごまかせた。
でも、次は?その次は? あとどれだけこれは続くの? いつか息が続かなくなって、 いつか的が見えなくなって 真っ暗になるまで終わらないの?
射撃はたまらなく恐かった。 だからそこから逃げ出した。
捨ててしまった、止めてしまった。 そうしてようやく自分を知る事が出来た。 払った代償はとてつもなく大きかった。 きっと一生消せない記憶。 忘れられない深い恐怖。 何もかもが凝縮して、暗く沈むだけの感情。
勝ちたいと思った時、共に立ち上がるのはあの頃の事。 胸に沸いた強い思いは記憶に縛られて熱を失う。 勝利の願いは恐怖に掴まれ、勢いをすべて吸い取られる。 そして、静かになった中でくすぶるように揺らぐ決意。
自分にとっての「闘争心」は、いつもそんな手順を必要とする。
父への後悔。罪悪感。苦手な意識と少しの感謝。 いくつもの気持ちが交わるから、自然と気持ちは冷えて濁る。 口の中に苦味が広がる。
勝つと言う事。それを願う事。 それは重く面倒な感情。軽はずみには出せない欲求。 それが、逃げたキッドの支払う代償。 吸い込まれる程の重さを伴う記憶を繰り返し受け止め乗り越え、 ようやくキッドは「それ」を思える。「それ」を願う事の枷がはずれる。
勝ちたい。
冷えた指先にゆっくり熱が戻る。 これが、キッドの中の貪欲。 辛いと知りつつ思う貪欲。 かきむしりながら願う勝利。
やまだ
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