INDEX西部オフライン

2000年04月02日(日) あー。同じ考えの人、いるかな。



ちょっとジャンプ語りを。
私はけっこうジャンプ見てるの辛いんですよね。正直。
ヒル魔はアメフトがちょっと好きなだけで、クリスマスボウルとかは、
行けなかったら行けなかったで良いと思っていた、と思います。
(ちょっと結構あれな話しなんで、原作をこよなく愛する方は以下の文章はやまだの妄想だと言う事を十分に踏まえてお読み下さい)

子供の頃って、いろんな目標を持って、それが無理だって分かるまでの過程を何度もくり返す事で大人になると思うのですよ。そして、目標がいつしか目標ではなくなって、その「目標」に向かって努力をしている「今」がとても楽しい事に気が附かないうちが子供なんだなって。
気が附いちゃったら、もう、純粋に楽しんでもいられないというか。
旅行の前日のわくわく感てやつです。
ヒル魔は。
全部分かってると思うのです。中学生時代。
このメンバーじゃ、クリスマスボウルなんて目指すのは全然無理で、でもそんな事を
考えもしないでがんばってる2人が好きなんですよ。
2人はひたすら、クリスマスボウルに行く事しか考えていなくて。
そんな2人と組んでいるのが楽しいんですよ。
急いでユニとか揃えたのも、3人分だけってのがなんか、あれで、それで、これで。
ヒルにとっては、このメンバーで、一つの目標に向かっている事だけが全てなんです。

だから。
中学生から高1ぐらいまで。蜜月です。何よりも変えがたい光の時代です。
ヒル魔の頭の中では、10年たっても20年たってもまたこの3人で会って、飲んで、
そうしてあの時もよかったよな、そうだよなって言える未来を想像していたわけです。
そこでは、クリスマスボウルに行けなかった事さえも輝く思い出になるわけです。

そうなるはずだったんですよ。

今回のあのジャンプ。本当に辛くて辛くて見ていられない。
本当に楽しくアメフトやってたのは実はあの時が最後で。
ヒルはもう、いつやめちゃったって構わなくて。
むしろ、止めちゃえば良かったのに。
栗田が泣いちゃって。
ムサシがそれで、責任を感じたって。

本当に、このコは、ムサシと栗田が大好きなんじゃねえか。
二人が気がついていないだけで。ものすごく、愛されてるじゃないか。
気がついてよ。今、ヒルがどんだけ重い物を背負っているのか、気が附いてよ!!

本当は3人でフィールドを踏んでいればよかったのですよ。
本当は3人が揃っていないフィールドなんて踏みたく無いんですよ。
どんどん仲間が増えて、チームが強くなって、でも、そこには自分が一番求めた
あの空気とは別のものでしかなくて。

ぎりぎりとした土ぼこりが口の中に混じって、つばと一緒に吐き出したら、ちょっと赤い。
噛み締めた血の味なんです。そのフィールドは楽しく無いんだ。

だから。
ヒルは、本当は止めたいのですよ。アメフト。
だけど、そうしたら、悲しむじゃないですか、栗田。苦しむじゃないですか、ムサシ。
もう、そんなの見たく無いのです。
あの時、苦しかったから。だから、もうそれ以上苦しい事なんてないんです。
そう、思うようにしていますよ。無意識に。

クリスマスボウルが実現しそうなチームを見て、喜ぶ栗田を見たい。
奇跡が起きた時に戻って来れる場所を作って、それまで負けずにいれば、そうして、間に合えば。
ムサシは救われるわけです。
だけど。そのためには。
もう、2度と手に入らない。
仮にムサシが戻ってきたとしても、もう遅くてね。
それはあの光の時代の空気ではなくて。
なぜなら、ムサシが戻ってくるまでに流したヒルの傷の深さのせいで。
もう、純粋に喜べなくて。

今のヒルの最後の望みで救いは。
ムサシが戻ってきて、みんなで試合に出て。
負けて。
クリスマスボウルに行けなくなる事。

それで、全員が満足する。
それだけのために、今、歩いている。

あのときから。
ベンチを蹴った足が痛い。
前にすすむ、その距離だけ裂けた傷。深くえぐれて、塞がらない傷。
傷付いている自分に酔っている自分。

投げ出したくてやめたくて、何もかも壊したくて、
そんな自分を戒めるために自分を傷つけて、
どんどんあの光の時代がまぶしくて、何度もなげつけたくて、でも
暗がりの自分にはその光を捨てる事はできなくて。

だから。
仕方のない事体。全員で力を出して、まける事。

だから。
この、負けたフィールドで。
誰もが肩を震わせているこの地面に。顔を埋めて。
少し、泣いているふりをしながら、安堵する。

神様、ありがとう。

こんな汚れた心と身体で、光の時代に求めた場所を汚したく無くて。
絶対に行きたくなかったあの場所に。
届かない事に感謝します。

生まれてはじめて。
悪魔しか知らなかったけれど。これは、これだけは幸運。

負けて、よかった。

本当に、心の底からそう思う。

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もちろん、ヒルがこんなに弱っちい奴だとは
思っていませんけど。武蔵をからめると、
こういう見方もあるかな、と。
(このネタだと、自分の行動は間違って無い、自分のやりたいように
やっているだけだと考えるヒル、でも、一部では時々、痛烈に
やりたくねえ、さぼりてえと思っている訳で。
そんな自分に罰を与える訳です。夜の街を徘徊して、自暴自棄。
それはそれで美味しいと思う。)

少なくとも、19号のジャンプの感想はこれが一番大きい訳ですが。
でも、これだとヒルが弱っちくて、あんまなりたたないよなあ。
まだまだ、脳みそでいじり倒し中。

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あのデスマーチとか頭の良いヒルにしては
いちかばちか的要素が強すぎませんかね。
そりゃ、論理的にも可能だろうし、飛躍的にレベルアップするだろうし
背水の陣だろうし。
だけど。
あのやり方では。

もしかしたらチームの誰かが致命的な怪我をして、
「武蔵が戻ってこなくても無理」な状況を潜在的に
ヒル魔が求めているのでは無いかしらと思ってしまいます。



この話でつくって。
あまりの出来の悪さに破棄したものが何本か。
ほんと、自分はムサヒルのまじがたりは止めた方が良いと思います。

20050515


やまだ