言の葉孝

2007年12月10日(月) ボーナスへの闘争


 ボーナスが出た。一般社員は2.1カ月分。僕たち新入社員はその5分の4である。

 ただし、このボーナスに関しては紆余曲折があった。2007年度の上期、うちの会社はわりと好成績だった。下期の初めに行われた全社発表会でも、ボーナスは期待しててよいといった発言があったらしい。
だが、会社の初めの回答は前年の1.9か月に対して、たったの0.1カ月分しか増額していない2.0だったのだ。ちなみに組合側の要求は2・5カ月である。

 確かに日本中が経験した不況で、労働組合は形骸化している感がある。春闘でストライキなんて昔話だ。今年の新入社員なんて僕以外で組合に入ったのは一人くらいしかしらない。
 だからこそ、今回は2.0なんてナメた回答は許せない! ということで、組合員は燃えに燃え、ストライキでも何でもやるぞ、と盛り上がっていたはずなのだが、11月末の団交で、2.0か月という前と変わらない回答に上乗せし、「解決金」としてもう0.1ヶ月分上乗せしてきた。つまり、2.1カ月分である。

 はじめ、2.1カ月分だったら組合に持ち帰るという話だったのだが、他の支部(東京や名古屋)での意見は「2.1なら妥結しても良い」という意見だったためあっさりと妥結してしまった。

 正直、仕事から抜けても影響ない今のうちにやってみたかったのになぁ、スト。


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