I've got no strings....ピノキオ

 

 

くじら - 2007年03月12日(月)

男なら、やってみたいと思うんだろうと思う。

私は女だけど、自分が精一杯やってきた領域で、
くじら級のでっかい仕事があって、
それを自分がやることを周囲が期待してくれたりしたら、
色んなものを犠牲にして、
それに挑戦してみたい、
そう思うだろうから。

だから、ほんとに、仕方ない。

彼を取って行くのが、こんなにも大きな仕事で良かったと思った。

ほんとに、今はそう思う。
聞いたときは寂しいと思ったけれども。

あのくじらをやってる彼を見たいと思うから。

今一緒にいられる時間を、
あと少しの時間を、
私はこの仕事の営業として、最大限、
楽しんで、考えて、悩んで、つぶれそうになって、
一緒に走っていく。

それで、彼はくじらを。
私は、新しい仕事に。

それぞれ、取り掛かる。
どこにでもある、普通のストーリーだよね。

平凡なお話のなかに、こんなにもの輝きがあるんだと、
会社に入ってから思うようになった気がする。


...




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