診療日誌の日記

2010年02月17日(水) 寒い冬

 節分も終わり、立春を迎えました。
暦の上では“春”のはずですが、まだまだ寒い日が続いております。
寒いだけならまだしも、今年は例年にない大雪に見舞われ交通にも被害が出ています。皆様の地域ではいかがでしょうか…?
 
 世界ではバンクーバーオリンピックで持ちきりでしょうか。
日本の金メダルはまだでしょうか?男子フィギアに期待がかかるところですね。
 バンクーバー…皆様は行かれた事がありますでしょうか?
とても美しい町です。ウィスラー、ブランコム、並んだ山でスキー場ですが、夏でもスキーが出来るところです。今年は雪が少なく苦労しているようですが
 
 夏にこの山を登りましたが、サングラスを掛けた白人男性が、上半身裸でスキーをしているのを見た時は、「外国人は凄いなー」と心から思いました。
日本のスキー場とは桁違いでしたね。

 さて今月の日誌では、人はいろいろな人生を歩むのですが、一人の人が経験できる事はそれほど多くはない…そのときの人の心は…と言うお話です。

 現代は情報が氾濫し、好むと好まざるとも多くのことが耳に入ったり、目に入ったりします。そして今の自分の置かれた状況を考えることなくあれもして見たい、これもして見たいそれが出来る人は良いわねーとなってしまうのが人の心です。「良いわね」で収まっているいうちは良いのですが、それが酷くなると嫉妬や妬みとなってくるので、とても厄介です。
 他人の事、物はとても良く見えます。しかしながらそう見えているのは一部分のことで、良く見えても実際は大変だったりします。
昔から「隣の芝生は青く見える」とは良く言ったもので、他人のものは良く見えるだけなのです。
 「あの人はあんなところに行って、美味しい物を沢山食べて…」とその人の一部分だけをみて羨ましく思っても、実際はどうでしょうか。
何かを我慢したり、努力をしたから出来た結果かも知れませんね。
 また「あの人は、あんな大成功を収めて…」と成功した結果だけをみて妬ましく思ってしまいますが、成功の影の努力を見たらどうでしょうか…
 
 羨ましく思ったり、妬ましく思った人も決して努力を怠っているわけではなく、ただチャンスに恵まれなかったり、タイミングが悪かったりするだけなのだと思います。
 成功できた人は、出来たくても出来なかった人がいる事を思いやる心の余裕を持って頂けたらと願っています。
確かに成功に到るまでには、自分自身の努力や多くの我慢や試練があったことだと思います。気持ちを持ち続け諦めずに続けてきた結果なのだと思いますが、ほんの少しだけ他人を思いやる気持ちがあればもっと成功できるはずです。
 やりたくても出来ずにいる方は、嫉妬したり、妬んだりするのではなく、成功した人を真似てみる。努力してチャンスを待って見て欲しいのです。

 この日誌を読んでいらっしゃる方は、クリニックとの出会いによって本来の自分を分かっていらっしゃいます。
 そして本来の道、「幸せ」を求めてご自身の人生を歩んでいらっしゃいます。
 一人の人が全てのことを経験できるはずが無く、ほんの限られた経験しか出来ません。本来の自分を知り、本来進むべき道を見つけて頂きたいのです。

 私は全ての人が「幸せ」になれると考えています。
でも実際は幸せでない人も沢山います。それは目に見えない力に邪魔されているだけなのだと考えいます。
 そしてクリニックと出会えた人だけが、この目に見えない、邪魔を避ける方法を学び、本来のご自身の幸せを掴まれているのです。

 目に見えない邪魔を避ける方法は決して難しい事ではありません。
貴方が幸せではないと感じていること、上手く行かない状況をお知らせ下さい。きっとクリニックが貴方の力となります。


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