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2006年02月12日(日) 狼少年

「あんまり言ってるとさあ、狼少年になっちゃうよ?」

その日の朝に私が笑いながら言った言葉。
相棒はちょっとむくれて、意味がわからなさそうだったけど。

結婚した時の話とか、結婚式の話とか、
なんだか何度となくそういう話をされていて、
聞き方によってはプロポーズに取れそうなこと、
たくさん言われてたので、
でも具体的にそういう話にはならず、
性格的に言われるととりあえず考えちゃうみたいな私は、
もういいかげんいいよー、って気分になってた。
で、その日の朝に言ったのだ。

「もうそういうのやめにしようよー」

と。
で、「あんまり言われてると、狼少年になっちゃうよ」と。
??? みたいな顔をしてたので、
「ほんとに言われた時に気づかないかもよー」といった。
そしたら
「別に嘘言ってるわけじゃないし」
とちょっとむくれていたわけだ。

そして、夜、
「これはいわゆる一般的に言うそれだと思ってくれて結構です」
みたいな言い方で。
実は今までで一番遠まわしな言い方だったかも(笑)
だからかなー、なんだか実感がない。
ほんとに言われたんだっけ?
いつものようなやつじゃないんだっけ?
とか思うことはあっても、
じわじわ嬉しいとかそういうのもなくって。
その瞬間もなんだか変に冷静だったような気がする。

そのうち、実感できるのかなあ。


樹 |MAIL

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