心の中に不安がある時というのは、些細な事でも素直に受け取れず、不安が大きくなってしまうものです。

例えば、恋人と上手く行かない時、以前は全く気にもしなかった事が気になりだして、自分の事が本当に好きなのだろうかと、相手に確認をし、いくら「好きだよ」「愛してるよ」と言われても、その不安はなかなか消えてくれません。これは、夫婦の間でも同じような事が言えるでしょう。

その他にも、「今日寒いね、天気が悪いね」と言われて、「それってデートしたくない、外に行きたくないって事」と捉えたり、知人や友人の方から、結婚式の写真を見せられたり、話を聞いていて、「あなたはまだなの」と受け取ってしまう。仕事がうまくいかなくて、上司や先輩に相談したところ、「あんまり深く考えなくていいんじゃないか」と言われて、「自分は本当に必要とされているのか」、と考えてしまうなど、人それぞれ、様々な状況があるかと思います。

皆さんの心の中にも、不安という落とし穴が存在してはいないでしょうか。そして、その落とし穴のせいで、必要以上に考えてしまい、夜も眠れなくなっていたり、前に進めなくなってはいませんか？

本当はないものをあたかもあるように感じてしまい、自分で不安の落とし穴を作ってしわないように。お便りを頂き少しでもお役に立てればと思います。不安の芽は育つ前に刈り取りましょう。