茶畑
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2006年06月29日(木) 鬱状態

落ち込みが激しい。

山の会は年度末で退会することにした。私の勤務地が彼の家の近所であり、私の職場が移転した時期と彼が会に参加しなくなった時期がたまたま重なっていたせいで、やはり疑われてしまったようなのだ。

実際には連絡なんて全く取っていなかったのに。

彼のほうも会を辞めて会友になることにしたという連絡が来た。つまり私と彼は同時に退会することになってしまったのだった。ますます疑いは深くなっているのだろう。幹部の人には2月に長いメールを送ったが、それとて「嘘をついている」と思われているのかもしれない。

彼本人とは、最近ちょこちょこメールをやり取りしていて、7月には飲みに行こうという話も出ていた。彼自身は、会の幹部だけでなく友人たちも裏工作に関わっているなんて知らないから、無邪気に「みんなで飲みに行こう」と考えているに違いない。だが私にとってそれは酷だ。だから「2人がいい」的なメールを書いたが返事が来ない。彼は会の総会に出席していたようなので、そこで私の話を聞いたのかもしれない。あいつとは関わらないほうがいい、とか何とか。

でも、正直、彼との2人の飲みが実現したとしたら、それはそれでまた後で苦しむことになる。このまま返事が来なくて彼とのつながりが完全に途絶えたとしても、それはそれでいいのかもしれない。もともと私はそのつもりだったのだ。つながりを断ち切るつもりだったのだ。苦しみから抜け出すために。

被害妄想ばかりが浮かんでどうしようもない。カウンセリングに行ったほうがいいのだろう。本気で治療を考えないと深刻な病気になってしまうかもしれない。

結局、寂しいのだ。山の会にだって愛着はあった。彼とだって友達でいたかった。でも捨てるのだ、山の会に関わる全てを。

私は何も悪いことはしていない。

会運営のために頑張っていた彼に惹かれた。最初の頃、クライミングを教えて欲しいと言ったり飲み会で近くに行きたがったり、そういうことをしてしまったのは事実だ。でもそれはたったの2〜3回だ。クライミングは実行などされていない。私は彼がクライミングしている姿を一度も見たことはないのだ。メールすら、用がなければお互いに送らない。個人的な飲み会だって、たまたま続いてしまったときもあるが全部合わせても5回程度だ。

転職したのは、派遣先から切られることになったからだ。辛い中必死に探した。別の会社も受けたがうまく行かなかった。でも、正社員で、経験が生かせてスキルアップもできる、残業は少ない、そういういい会社に受かることができた。その会社がたまたま移転しただけのことなのだ。

私は頑張った。努力した。誤解されている、恐らくは頭がおかしくなっているとすら思われているのかもしれない。何とも理不尽だ。悪いことなどしていないのに。

いや、彼の気持ちを自分に向けるようなメールや発言をいくつかしてしまったことは、悪いことだったかもしれない。結果として彼も私も苦しむことになってしまった。旦那もうすうす気がついていて、辛かったことだろう。

その旦那が相変わらずとても優しくて救われている。辛くても寂しくても頑張って来られたのは、結局のところ旦那がいてくれたからなのだ。だから恋した彼のことをいつまでも引きずっていては駄目だ。このまま関係が切れてしまうとしたら残念だけれど、そうなった方が良いのだ。旦那にも、彼にも、自分にも。

退会に関する連絡で山の会の女性会員の一人とメールをやりとりしたのだが、彼女が既婚ということで、そのメールの中で私は少しだけ本音を書いた。「色々辛かったんですね、いい仲間だと思っています」という趣旨の返事をくれた。泣けた。


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