茶畑
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2006年02月20日(月) 話すこと

辞める直前になって残業が続いている。2月は休みが多かったので残業代で稼げることは悪くない。今日は旦那が出張でいないので、帰りがけに「駅ナカ」でラーメンを食べてきた。一人客用の席には同じく夕食を済ませる人がたくさん。みんな、どういう背景を持っているのだろう。出張途中の人も多いのだろうか。

近年、外で一人で食事をすることが平気になった。だから一人旅に行けたのだ。自意識過剰な若い頃にはできなかったことだ。そのうち、一人で小洒落たバーのカウンターで飲みたいと思っているが、こちらはまだ実行できていない。

今の会社には22日まで勤めることになった。契約期間最終日の28日に、派遣会社の営業さんと一緒に改めて挨拶をするつもりでいる。

17日は私の送別会だった。職場の人と今までになく本音で語れて、カラオケで思いっきりはじけ、かなり気分が軽くなった。やっぱりみんないい人たちだ。頭の中だけで「相手はこう思っているだろう」なんて勝手に想像しているだけでは、徐々に不信感が募る方向に行ってしまう。人の気持ちなんて、話してみなければわからないのだ。会社の印象を悪くしたくない思惑もあろうけれど、私への気遣いもあるに違いなく、気分良く勤務を終えることが出来そうだ。

その送別会の帰り、酒が入ってカラオケでテンションが上がっていたので、勢いで恋する彼に電話をしてしまった。4ヶ月ぶりに聞く彼の声。とっても楽しい会話。やっぱり好きなんだなあ。

「お祝い会」の話になったとき、事務所が移転する事情を説明して「4月後半ぐらいなら…」と言ったら「2月中は?」という返事。2月中でも大丈夫だよーと軽く答えてしまった。私と前の山岳会からの付き合いである女性(彼とも家が近所で仲がいい)と、彼と3人で飲もうということになった。その女の子には私から連絡するよと言っておいたのに、彼はさっそく連絡を取ったらしく、「(彼女が)23日ならOKらしいけど、どう?」というメールが翌朝届いた。お店を探してくれるそうだ。

そんなわけで23日、4ヶ月ぶりに彼に会うことになってしまった。圧倒的な嬉しさと共に、不安も感じる。会ったら間違いなく、好きな気持ちがまた高まってしまう。そして苦しむことになるのではないか。山岳会に話が伝わればまた色々言われるのではないか。旦那に対する罪悪感も増す。私の気持ちを何となく察しているらしい旦那に「彼と飲む」と正直には言えない。ごめんなさい。

でも、何といっても会えるのは嬉しいのだ。4ヶ月ぶりなのだし、思いきり楽しんでこよう。大好きな人。これからも、気持ちを大切にすればいい。無理に抑えないで。暴走しない程度にコントロールしつつ。


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