茶畑
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2001年12月09日(日) 訓練の痛み

登山学校実技講習の雪上訓練から戻りました。

今年は富士山の5合目付近もばっちり雪があり、しかも訓練にはほどよい程度に凍っていて良かったそうな。たしかに滑落停止とかキックステップとか、去年のうちの山岳会の谷川での雪訓を思い起こすとかなり雪山らしい訓練だった。斜面が急で高さがあると恐いねえ。トラバースしたり下ったりするのに緊張のあまり息が切れた。

冬山って大変だ。ピッケルを刺すのもキックステップするにも力が必要。学生時代のクセで、体力作りというと「夏山シーズンに向けて!」っていうことにとらわれすぎてるが、冬山のほうがもっともっと体力が必要なのだ。まあそんなにスゴイところは行く気ないけど(今のところ)、基本は同じだからね。


確保の訓練でスタンディング・アックス・ビレイという、ピッケルを使ったビレイ中にリードの人が落ちるのを想定して、それを止める練習をやったのだが、止めきれずに吹っ飛ばされて雪に顔面をぶつけてしまって未だに鼻が痛い。見た目はわからないがかなり痛い。去年の雪訓では肋骨にヒビを入れたが、まさか今年は鼻の骨を痛めたとか?冗談じゃないぞう。しかし痛みが続くようなら病院にゆかねばならぬ。

とりあえず昨年の肋骨のケガで処方された湿布を鼻に貼って寝ることにした。しかしあまりにも湿布が大量に残ってたので、病院に行く気が薄れてきたぞ。母が昔、鼻の骨を折ったときは、自然治癒に任せていた(湿布ぐらいはしてたけど)んだよね、確か。鼻にギブスとかはしてなかった。まあ鼻の骨の場合はあまり動かないからなあ。だからこの大量の湿布だけでやり過ごしちゃおうかしらん。だって去年に引き続き雪訓で怪我したなんてかなり恥ずかしいのだ。


ともあれ、富士山5合目の寒さを経験したのでもう下界の寒さもなんとかなるかな。風邪はやっと治ったようで一安心。

来週はうちの山岳会の雪訓じゃ。日曜に仕事が入らなきゃまた富士山へ行くのだ。しかしちょいと鼻が恐いかもしれない。その前に仕事が入る可能性が大なのであった。ちくしょうめ。


あ、ロープワーク復習せねば。すぐ忘れるんだよなあ。


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