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2004年01月17日(土) 劇団ザ・おさむショー「あるニューハーフのはなし」


初めて体験する、おさむショー。
売れっ子放送作家の鈴木おさむさんが書いたホンでカリカが主役を
勤める芝居。
今回は2004年3公演連続のまずは1本目。

余談ですが客席には八嶋智人さんと坂井真紀さんが。
坂井真紀、ちょーほそーくてかわいかったー。

舞台はあるショーパブ。
そのショウーパブには昔伝説のシンガーが居た。
そのシンガーの名前は吉沢ミワ。
素晴らしい歌声、魅力的な姿。誰もがミワに求愛し、争った。
そしてミワは全員の男性の心をもてあそんでいた。
そんなミワに怒りを示した神様はミワに魔法をかけた。
その魔法とは、「ミワの姿を醜いニューハーフに」というものだった。
ミワは、誰にも知らせることも無くその街を出て行った。

しかし神様はミワに1つの救いを差し伸べた。
1年後のミワの誕生日になる12時ちょうどに、愛する男性とキスをしたら
元の美しい姿に戻れると。
しかし、愛する男性にはそのことを告げてはいけないと。

こんなストーリでしたが、構成が素晴らしかった。
なんと時間軸が後ろから進んでいく形だった。
まず初めに、一番最後の「結果」が示されて、15分くらいの感覚で
物語は巻きもどり「過程」が姿をあらわす。
そして、さっきまで疑問だったことがどんどん解決されていく。
そんな頭をフル活用して見なければ、分からなくなってしまうかの物語。
自分としては始めての演出方法だったので、新鮮で楽しかったです。
音楽は全てドリカムで、物語のキーとなる曲「すき」が何度も流れてて。


なかつ