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2005年12月03日(土) ©
大袈裟・・・だけど、大袈裟なのかな。
『晃は俺の事、絶対に嫌いになる。』
ヒナはそう言ったけれど
ワタシは、只驚いただけで
別にヒナを軽蔑したりだとか、そんなのはまるで無く
『よくパスワード判ったね?』と彼の肩をポンと叩いた
ヒナは
『俺の誕生日と晃の誕生日、其れで開かなかったら簡単に諦めてたと思う。』
そう言った。
ワタシが携帯にパスを掛けてたのはヒナも知っていたし理由も話していた
そして、パスはヒナの誕生日にしていた単純なワタクシ晃。
ヒナ君、ビンゴ!です。
『1回で開いてビックリした。』と彼は言った。
自分の誕生日から打ち込んでみる辺りが貴方の可愛い処、です。
『じゃぁ、明日早いからもう寝よう?』
ワタシがそう言うと
ヒナは『え?俺此処に居てもいいの?』と聞いた。
は?
て言うか、そんな事で嫌いになりませんし
ワタシはそう言う行為が嫌いで、絶対しないだけで
巷では良くあるお話だと思うのですが。
何を其処まで覚悟しているのかと、逆にこっちが驚きます。
『は?帰るの?』
『いや、帰らない。』
何なんですか、其れ。
ワタシ、あと2時間後には起きなきゃいけないんですけども。
寝る前にヒナが言った
『俺、もう絶対しないから!誓うから。
だから、パスワードとか変えなくていいからね。』