1人と1匹の日常
2005年11月15日(火)  りんくうのできること、できないこと。
とあるきっかけで、出会った、同じ車椅子ユーザーの男性。
介助犬について、こう聞かれた。

「介助犬って、どういった役に立つの?」
そして、その問いは、こう続く。

「犬なんだから、食事やトイレの世話を、誰かにしてもらわないと、いけないわけだよね?」

事故による脊髄損傷で、車椅子生活となり、車椅子から車へと自分1人で乗り移り、ご自分で車を運転して、日常生活は自立している彼にとっては、

「介助犬の、必要性はない。かえって、面倒。」
という答えだそうだ。


話は、ちょっと離れますが・・・。
りんくうと出会い、合同訓練中、当時の担当トレーナーさんにこう言われた。

「ただ、心の支えとして、りんくうと共に歩くのならば、それは、ペットでもいいわけで、介助犬の必要性はないのでは?」

指示をして、的確に素早く動き、答える。
・・・もしも、1回の指示で、動かなければ?
犬を戸惑わせてしまったり、指示に動きが答えられないようでは、見ている人は、

「な〜んだ。介助犬なんて、かしこくないじゃん。」
と思われるかもしれないよ?

始めから、何もかもなんてできなくて、犬に教えるのではなくて、ユーザーと共に、学んできて、学ぼうとしている、私達。

だけど、3年の年月を過ぎた、今はこう思う。
犬は、よく動いてくれるロボットではないし、お互いに、持ちつ持たれつ、それは「便利」なものや、「合理的なもの」だけでは生まれない、やっぱり、心と心が通い合える素敵さから、生まれるハッピーさ、なんじゃないかな?
私の、今、りんくうへ感じる、心の温もりは・・・。

まだ、介助犬の世界は、始まったばかりなので、諸所の問題点や、私とりんくうの乗り越えなければならない山は、多くあるけれど。

やっぱり、私達は、1人と1匹の暮らしに、幸せを感じています♪
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