コミュニケーション。
DiaryINDEX|past|will
| 2009年05月02日(土) |
ノルウェイの森/村上春樹 |
遅ればせながら読了。
もっと早く読みたかった、と思ったけど、 今だからこそ実感を持って読めたのかも、とも思った。
私は今日まで下劣な人間だった。 でも明日からハツミさんになるよ(ハードル高)
ハツミさんのおかげで、 自分が抱えてた矛盾がわかった。 迷いと同情がふっきれた。
しかし読んだきっかけが、 お義父さんから、 「『海辺のカフカ』を読もうかと思ってるんだが、 マリアさんは村上春樹は読んだことある? 私は『ノルウェイの森』くらいでねぇ」 と言われたからというのが(苦笑)
お義父さんは私を本読みで物知りと買いかぶってらして、 いつも本の話題を出してくださるんだけど、 ミーハーなだけの私なので、たいてい拝聴に終わってしまう。 そんなお義父さんのおかげで、野沢尚にハマった。 次は村上春樹?(笑)
旦那とケンカして、すんごく落ち込んで、 いつものように考えすぎてたんだけど、 『ノルウェイの森』を読んだら、すんごく元気になった。
元気って別に、キャッホー!じゃなくて、 さっきも書いたけど、 迷いと同情がふっきれて、不安がなくなって、 なんて言うのか、 かくあるべき姿を見つけた、みたいな。
1回読んだくらいで何を言ってるのか、 しかも他人の文章で、見つけた、なんて、 本当にお笑い草で、 文章書きが好きな私から見たら悔しい、し、 ミーハー丸出しなセリフだと思うけど、 今の私には、そんな感じがしっくりくる。 元気になったから、こうやって日記も書けてる。
ケンカ以来、何かにつけて、 旦那に優しく出来なかったのが、 昔みたいに感謝出来る。 優しく出来る。 それが嬉しかった。
***
イイ妻に、イイ母になろうとして、 私らしくを忘れてた。 私らしくでいいんだと言ってくれたのは藤原君だったけど、 彼に会っても、 話したかったはずの話題が出てこない。 年かなぁ。
|