コミュニケーション。
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逆転裁判に没頭しているマリアです。 御剣君を見たいがためだけにやってます。 久々にゲームにハマりました。 うぅぅ…DS欲しい…!
寺島さまは、 浮気願望だけは立派にお持ちながらも、 それをうまく魅力につなげることがお出来にならないようです。 (ナニかのキャラに影響を受けています)
そうやっている男はきっと、いるのにね。 君はそうじゃない。 だから、離れていく私の心にも気がつかない。
私に散々モーションかけておきながら、 次に口を開けばユミちゃんの話、だ。 それも、情事について。 …何が悲しくてこのワタクシが、 寺島さまとユミさまの情事事情など聞かなければなりませんの?
私には、 一切関係のないこと。
私を抱きしめて、
「今だけは、マリちゃんを見てるから」
と言ったわね。
多分、 あなたの「今だけ」は、 「マリちゃんを見てる」を強調したかったのだ。
でも、私には、 「マリちゃんを見てる」が、 「今だけ」を強調したように聞こえてしまう。
…それが現実なのだ、と思うよ。 私があなたを信用するなんて、不可能。
そんなセリフを吐いておきながら、
「新しい彼氏が出来ても会って」
とか言う。
「私は浮気はしない」
そう答える。
しかしこの話は、 寺島にとってなかなか重大であるらしく、
「出来たら襲ってやる」 「約束してくれなきゃ嫌」 「マリちゃんは俺の」 ←激しい問題発言(いや、全部か…orz)
などのセリフが頻発する。 …引き止めたきゃ戻ってくればいいじゃん。
前にそう言ったら、 「意地悪」 とか言われたな。
どっちがだよ。
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「新しい彼氏が出来ても、会って」
そう言われたとき私は、 彼に背を向けていた。
セリフの身勝手さに、涙が滲んだ。
その涙は、うっすら目に溜まった程度で。 声はほとんど変わらなかった。
「そんなの、ずるい」
「泣くなよ」
「…何でわかったの」
本当に、少しだけ。 目が潤んだくらいだったのに。
「わかるよ」
…それがあなたの武器なのね。 私の武器も、同じであるように。
なんて卑怯な武器だろう。 私とあなたの付き合いなんて、 最初から遡れば8年だ。 次の人は8年以上私に付き合ってくれなければ、 勝てるかどうかもわからないわけだ。
…今日も寺島が家に来る。 多分、またべったりしたいんだろう。 藤原君も来る予定なのは話したけど、 藤原君には、まだ寺島が来ると話してない。 彼が、何時くるかわからないから、 寺島にとっては邪魔に感じるかもしれない。
…でもいいの。 ユミちゃんとの情事を聞かされた、 ささやかなる復讐、よ。
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