「もう私に構わないで」
そうメールしたのに、相変わらずウチにやってきた寺島。
懲りもせず、私の胸に伸びてくる手。
あぁやっぱりそんなもんかと。呆れるばかりで。


その後の寺島の発言は、
「やめてよ！」と強く拒否出来なかった私への罰。
だったのかもしれない。
とかヒロインぶって考えてみるけど。


何で出来なかったんだろう。馬鹿だなぁ、本当に。
笑っていなすことしか出来なかった。
「2度と来ないで」とも言えなかった。




帰り道、この連休にあるテニスの大会の話をしていた。
遠いので、1泊するんだという。
彼女と泊まるのかな、とうっすら思っていて、聞かずにいたけど、
ちょっかいを出されて苛々していたので、
単刀直入に聞いた。

寺島は少し驚いたようで、
ちょっと迷って、
どうにか明確な答えを避けようとして、


「他の人と行ったって意味がないじゃないか」


と言った。






家に帰ったら泣けてきた。
自分が惨めで仕方なくて、情けなくて、
そこまで言われても寺島に愛されたかった自分に嫌気が刺した。


何度こんなことを繰り返して。
何度泣いて、何度後悔して。
私、何やってんだろう。





寺島の発言は、
母親と圭ちゃんから大ブーイングがきた(笑)
夜に飲みに行った人は。
私が何を話しても、何も言わなかった。
ただ、飲んで笑って歌っていた。
それでよかった。
スッキリした。


「お前何杯飲んだ？」

「4杯！」

「嘘つけ！ママが2杯、マスターが3杯作ったから5杯だ！」

「うそうそうそ！」


本当(笑)全てサイドカーだけど。
次はメニューを順に飲んで勝負することになっている(笑)
お金があったらもっと飲みたかったけどなー♪
いやぁ美味しかった。





昨日はたまたま藤原君もいなくて、
もしこの人がいなかったら、
かなり寂しく夜を越していたことだろう。
イヤリングはなくしてしまったけど、
いてくれてよかったなー。本当に。




まぁ、見る人が見れば、
この人が誰かなんてすぐわかっちゃうね(苦笑)




そういえば、
こんな話があった。





「なぁ、俺ってかっこいい？」


「何でそんなこといきなり聞くの？」


「いや…


ウチの近くのバス停から、いつも降りる女子高生に、


手紙もらった」



そんな子いるの！と笑い転げてしまった。
ううん、変な意味じゃないの、ごめんね女の子。

やっぱなぁ、人間、外見じゃわからないわよね(笑)
でも喋ったこともない人に片想いする、って時点で、
もう漫画の中だけ、って感じがあたしにはして、
同じ空の下に、そんなピュアな想いを持てる子が存在する、ってことが眩しくて、
擦れてる自分を笑ったのだ。
あたしはどこまでも自分中心の考え方だ。


「返事、したの？」

「出来るか！相手はバスだぞ」

その理由はよくわかりませんが(笑)
とりあえず叶うことはないんだよね。
なんせあたしを誘うような人だからね(謎)





*******************





今日は7時過ぎに、ときめき君が現れたんですがー…
レジの奥の事務室に、店長がいたんで！恥ずかしくて聞けなくて！
今日(日曜)のお祭りに、その人が会社の人たちと踊る、っていうんで、
その話をしてさっさとレジ終わっちゃいましたorz


てんちょぉぉぉいつもいないくせにぃぃぃ
と叫んでも時の砂は戻らない、
あぁ、こないだ藤原君と、
「次が最後だと思って！」
とか言ってたのに、あたしのヘタレ！
とずーんと落ち込みましたorz

でもときめき君は、時々、
深夜にもう一度来る事がある。
神様お願い！あたしにチャンスを！
今日パチンコで負けたのってこれのためなんでしょ？！(ぇ)
次は頑張るからっ！


…という願いが通じたのかどうか知らないけど(なんてベタな入りなんだろう)
11時過ぎに再登場ー！


ていうか登場の仕方が違ったのよね。
普通に自動ドアに入ってくるんじゃなくて、
ぴょん、って飛んで入ってきたの。
で、また来ちゃったーみたいな顔して、
「こんばんはー」
って。
いつもどおりの営業スマイルで「あら、こんばんはー」って言ったけど、
内心悶えてましたから。
か　わ　い　す　ぎ　(爆)



「ぃやー(ビール)足りなかったですよー」

「えー、さっき3本お買いになったのに？全部ご自分で？」

「そうですよぉー」

「あはは、じゃー酔っ払いですねー☆」


何だこの会話！仲良しすぎる！(今までと比べて、ね、ね…)
他の客のレジも、うまいことその人の前で終わって、
よしよしよし！(こないだ後ろが詰まってて聞けなかった)



レジでは、向こうさんから、
「深夜までいらっしゃるんですねー」
って話しかけてくれて、話が続いて、
自然と名前が聞けました♪
その後もあっちから喋ってくれて。

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