コミュニケーション。
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| 2006年07月24日(月) |
私も畜生といえばそうなのだが |
ネガティブ日記は削除ー 書けるときがきたらゆっくり書こうと思います
で。 今日のバイトの話。
この季節、 うちのコンビニは、非常に虫にモテる。
大量発生の羽虫。 御馴染み黄緑色のカメムシ。 黄緑より元気に飛び回る、こげ茶色のカメムシ。 鮮やかな緑のカナブン。
厨房からは、 てかてかと輝くゴキブリがお出かけしてたり、 レジ横のガラスには、 私の手のひら程もあるかと思われる蛾がはっついていたり。
うん、 全 員 大 っ 嫌 い で す 。
でもね、こいつらは可愛いじゃないですか(1000000歩譲って) 光に集まってくるわけですよ。 何が目的なのかは聞きたくもないけど。
店長に「来たよ」と聞いた時は、 何で?! って普通につっこんじゃいましたよ。
ここには樹木はないぞと。 メスもおらんぞと。 入るメリットはないぞと。 専門知識ないのでえらそうにはつっこめませんが、
とりあえず近づかれるのはまっぴらなんで、 来るな来るなと念じておりました。
で、今日は、 羽虫の量が多かったので(もっと多いときもあったけど)、 キンチョー○をください、と内線をかけました。
羽虫はね、 店内に入ってきて、 私の頭上からボトボト落ちてきて、仕事の邪魔をするわけです。 それをいちいち潰す暇はない、と最近悟ったので、 殺虫剤を使う決心をしたのです(大げさな)
そうしたら、店長の息子さんが降りてきて(2階が自宅)、 先述の、大きな蛾を発見し、しばらく追い掛け回していました。 彼曰く「スズメガ」というらしいですが、 本当に大きくてよく動いてたので、私は彼に任せましたとも。 彼はそいつに殺虫剤をかけた後、 何故か竹串で刺し続けていましたが、 それでも死なないので、溝に落としたらしいです。
しばらくしてお客さんが落ち着いてから、 私は窓の羽虫&カメムシをぶち殺しに退治しに行きました(大して変わらん) すると、 外のゴミ箱の付近で、もがく羽音と、 「ギャッギャッ」という鳴き声が聞こえたのですよ。 声はすれども姿は見えず、私は恐ろしくって、 とりあえず窓に殺虫剤を吹きつけて、中に入りました。
…それから20分ぐらい経った頃でしょうか… 店内には、立ち読みのお客さんとカップルが1組と、おじさん。 仕事帰り風のおじさんが酒をレジにお持ちになり、 それを読み取って、値段を読み上げました。 結構いい値段だな、と思った、その瞬間。 「ギャーッ」という鳴き声と共に、
セミが店内に入ってきました…
白い光に照らされ、 他の虫とは比べるまでもない黒い巨体と、 羽の音、その動く様。 鳴き声。
私は思わず悲鳴を上げて、身をかがめました。 おじさんはセミを目で追って、 カップルは何事かとこちらを向いていました。
「セ、セミがっ!」
そう叫んで、とりあえず悲鳴の理由は説明したにしても、 縮こまり続けるわけにもいかず、 かと言ってこのままレジを続けるなんて絶対無理で、 どうにかつかまえないと、と私は、 店の奥にある、虫取りアミをとろうとしました。
その間もセミは飛び続け、私を逐一怖がらせていたんですが、 私がアミを手にとったとき、 セミの長い鳴き声が聞こえてきました。
見てみると、 おじさんが、レジの前からセミの場所まで移動し、 棚に止まったセミをつかまえてくださってました。
アミは勿論ないわけですから…
アワワワワ(((゚ロ゚;)))
素手!!!!!!
非常に驚きましたが、感謝の念の方が大きかったです。 おじさんはセミを店の外に放してくださり、 柔和な笑顔で戻っこられました。 店員として、取り乱した事も恥ずかしく、 私は必死にお詫びを申し上げました。
「本当にすみません、ありがとうございました。
虫は本当に駄目で…
ウィーン
「ギャーッ」
またかよ!!!!!
再び私は悲鳴を上げるハメになり、 セミは店内にぶつかり回りながら飛び、 再びおじさんに捕らえられ、 今度は遠くに放されました。
カップルの女性からは爆笑されましたとも… テンポがよすぎました。 一種のコントでしたorz 私は必死でしたけど…
このバイトのおかげで、 ちょっとは耐性が出来てきたみたいです。 蜘蛛が怖くなくなりました。 でかいとやっぱ怖いけど…
ちなみに、今日のバイトの最後は、 息子さんに剣玉教えて帰りました。 まだ私の腕は衰えてなくってよ(*´∀`)ウフフ めっちゃ楽しかったー♪
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