日記なんだかネタ帳なんだか

2011年04月11日(月) お花見オフをしてきました!

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 「兄さんとアルの中身が入れ替わった!」日記まんがの続き
9日の土曜日、「自粛自粛言ってたら日本の経済はたちゆかなくなってしまうんだ、だから日本の経済を回すために何かしなければ…そうだ、花見行こう。ミカンオフ会」を敢行して参りました!
場所は、管理人宅から車で少し(20分?30分?くらい?)走ったところにある、谷上(たがみ)山です。

実はその前日、8日の金曜日に、突然「ちょっと谷上山に桜を見に行こうすぐ行こうこれから行こうさあさあ!」と俄然ヤル気になった両親にひきずられ、「じゃあまあ下見を兼ねてってことで行こうか…」と親子三人、谷上山に上ったのです。

しかし、その前日まではたいへん晴れていたのに、金曜日はすごい曇天。
風はごうごう吹き荒れ、さらに花見ポイントに到着した頃には雨もぱらつきはじめ、当然ながら我々親子以外の花見客はほとんど見当たらず。
それでも桜は山の斜面にびっしり咲いていて、ご機嫌な両親は「明日、謙司さんとテンさんをここに連れてきたらいいよ!」。

…というわけで翌日9日、実際に合流してみるまで全然行き先を確定していなかったミカンオフメンバー三人は、「お父さんの運転で行ったから、場所はちょっとかなりすごくうろ覚えなんだ到着しなかったらゴメン…」てな調子でちょっとかなりすごく頼りにならない私の運転で、谷上山を目指して出発したのでした。


最初はお昼ご飯を持って行こうとしたのですが、急遽予定を変更し、まずオヤツだけ持って花見をしに行って、下山してからご飯を食べようということに。
途中のコンビニに寄って、三人でオヤツの品定めです。
しかし、桜プリンとスナック菓子を選んだテンさんに対し、あとの二人はおやつ昆布と干し梅(=謙司さん)、チーズ鱈(=私)というチョイスで、「なんですか二人ともソレ!酒飲みの内容じゃないデスカ!」とテンさんにツッこまれる有様。
だって食べたかったんだ、チーズ鱈…。

こんなかんじで、まあそれぞれにオヤツを購入し、いざ行かん谷上山へ!道はうろ覚えだけどなハハハハ!と再度ハンドルを握るわたくし。

私「えーと…ここで曲がるんだったかな?多分あってる」
謙「ここらへんで迷っても、多分私、道分かるよ」
私「あ、ほんと?…あっ、この道で合ってる、あの建物はJAのカントリーエレベーターだよ昨日見た!」
テ「カントリーエレベーター!?なんなんですか、カントリーエレベーターって!?」
私「知らないけど、建物に書いてあるんだよカントリーエレベーターって。サイロか何かかなあ?」

何故か情熱的にカントリーエレベーターという名称に食いつくウシャギのテンさんに適当な返答をしつつ(おい)、車を山に向かって走らせます。

私「あれっ!?この道、どっちに行くべきだと思う?」
謙「ここを左じゃないの?」
私「ん!?いや、まっすぐ行った気がする」
テ「謙さん的には左?」
謙「ひだり」
私「でも、昨日はまっすぐ行ったと思う。そうそう、ここの庭んとこに桜がいっぱい生えてて、それを右手に見ながら直進したから」
謙「まだまっすぐ?」
私「多分まっすぐ。この花のカタマリを見た覚えがある」
謙「はるきさんがどこへ向かおうとしているのか私には既にワカラナーイ」
私「えっ、この辺だったら迷っても分かるって言わなかった?」
謙「だってもう既に私の知らないとこに来てるんだもん!」
私「ええええー!?いや、大丈夫、あの白と赤の桃だか梅だかを見た覚えが」
謙「なんでさっきから目印が植物ばっかりなんですか!?四季を通じて存在するものを目印にして下さいよ!」
テ「菜の花がきれいだなあ…
私「なんなの突然!?」
テ「みなせさんの心の中を代弁してあげたんですよ」
私「植物目印でも大丈夫だよ、昨日の今日なんだから無くなってないよ!」

道中万事がこの調子ながらしかし、道は確実に山道になり、目指す場所が近づいていることが分かって、にわかに勢いづく私。
ところが、私は勢いづいても、人間を三人乗せたワゴンRはめっぽう山道を登らず、ギアを落としてものろのろカタツムリ運転。
しまった、やっぱり父のフィットを借りてくればよかった!あの子なら楽々登れたのに…と後悔しても時すでに遅し。

私「の、のぼらない…スピードが30キロ出ない…これでもアクセルベタ踏みですが何か!?」
謙「これが軽と普通車の差なんですよね…」
私「はっ、こんなところにスカイラインがとまってる!くそうスカイラインなんかで(楽々)上ってきやがって!」
謙「スカイラインなんかで(楽々)上ってきやがってー!」

罪無きスカイラインに悔し紛れに八つ当たる、ベタ踏みで必死なワゴンR組。
それでもわが愛車はなんとか山道をリバースすることなく登りきり、眼前に目的の桜が現れました。

←山の斜面にけぶるように咲く桜の木々を見て、「わあ!」と歓声をあげる二人、「ほらね!」と得意げな運転手わたくし。

私「だから俺に任せろって言っただろ?
二人「全然言ってないよ

シャンバラ兄さんなみに総ツッコミを受けはしたものの、無事に目的地に到着、空は曇天だけれど雨は降っておらず、前日と違って風も吹き荒れていないというまずまずの条件、しかも桜はみっちりたくさん生えていてほぼ満開。
謙司さんもテンさんも大喜びしてくれて、植物目印にどうにか案内できた私もひと安心です。

せっかくだから少し歩こうと、車を降りて展望台に向かう我々。
ほんの少しの(本当にほんの少し)山道で、気付くとはるか後方に遠ざかっているテンさんのあまりの体力の無さにちょっと絶句したりしながら、展望台からの眺めを楽しみ、階段を下りてすぐの場所にあったテーブルで持参のオヤツを食し、お花見気分を満喫です。

←手前も桜、その向こうも桜、さらにはるか遠くにも桜が密集の図。
これを撮影しているときはかなり雲っていましたが、時刻が正午近くになった頃からは晴れてきて、時間の経過とともに、最初はわりとまばらだった花見客も大増殖。

弁当持参でゴザを広げているお花見客を避けながら、桜が少しトンネルのようになっている場所をとことこ歩きます。

風で花びらがはらはら散るさまも、その花びらが山道をうっすら覆いかけているところもまた美しく、「ここ、いいね」「来年も来ようね!」と気の早い会話をかわす我々。
桜は不思議と人の心を浮き立たせるものですね…というか、昨年の行き当たりばったり野良桜見物な花見によっぽど懲りたのかなあ二人とも。

(・∀・)ニコッ


ちなみにお花見を終えて下山したのちの先の話がまだあるのですが、いいかげん縦長になってしまったので、そのへん次回の日記にて(笑)


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