日記なんだかネタ帳なんだか

2008年10月26日(日) 順を追って入院騒ぎのご報告・2

  南部きっての頭脳派チーム
←本日の日記絵。
アルフォンス・エルリック、マックス・ロンウェル、クリス・ソーンズの頭脳派三人組です。
頭脳派……あれっ、そういえばエルリック中佐は?

というお約束のパターンとともに皆様こんにちは!相変わらず病院と家とを行き来している管理人です。

昨日は昼から夜までずっと病院につめていましたが、今日は朝から髪を切りに行ったり、スーパーや薬局に買い物に出たり、父の部屋の掃除をしたり、ついでにそのまま自分の部屋の掃除をしたり、ハイパーアクティブに過ごしていました。


夕方から母とともに病院に行ったものの、母娘ともに眠い眠いの連発で、ラジオで落語を聞いている父の傍らで、パイプ椅子に座って二人とも半分寝ているような有様。
もう常時付き添わなくていいので、病院に行く時間は短くはなってきているんですが、やはり「この後病院に行くから、その前にこれとこれとこれをすませておかなくちゃ!」と自宅でフルに活動し続けて、ほやっと休んでいる時間というのが一日のうちにほとんど無いので、そのへんでちと疲れが出ているようです。
でも、夜はよく寝ているはずなんだけどなあ…と、年かしら(禁句)
肝心の父はかなり元気になって、食事も残さず食べるようになり、よく喋りよく笑うようになりました。でも、やはり支えなしでの歩行がまだできません。
それなのに「あさってくらいには退院するぞ!」と豪語する困った親父。

平面歩くのにも苦労しているくせに、自宅の階段(父の部屋は二階)を、いったいどうやって上り下りするつもりなんでしょう。困ったちゃん度は軍兄といい勝負です。
万一ふらついて落っこちたら大変なので、頼むからしっかり治してから退院してください父。



さて、ここからは芝居がかったところで中断していた入院騒ぎ報告を続行です。

10月19日日曜日、22時になる直前に、突然体の変調を訴えた父。
どうしても起き上がれず、動かそうとすると嘔吐するという状態はまったく好転せず、ついに22時25分、自分たちだけで父を病院へ運ぶのは不可能だと母娘で判断、私が救急へ電話しました。
ワンコール鳴らないうちに、きびきびした消防の方が電話を受けてくださって、症状や性別年齢、住所を伝えたのちに「すぐ向かいます」と頼もしいお返事をもらいます。
「すぐ来るって!保険証とバッグ持って、出る支度して!」
母にそう伝え、私も部屋に戻ってパジャマから服に着替え…ていたら、なんとその時点ですでに救急車のサイレンの音が聞こえ始めました。

えっ、まだ2分とたってないのに、いくら何でも早すぎない?別件のサイレン?と思ったのですが、その音はこちらに近づいてきている様子。
うちはちょっと奥まった場所にあるので、あまり派手にサイレンを鳴らして入ってきてもらうとご近所にも迷惑なのと、家の前まで誘導することを考えあわせて、さしあたり身支度を終えた私が、外に飛び出します。
救急車がどの方向から入ってくるのかが分からないので、家から一番近い十字路で待つことしばし。
はたして、私が立っていた場所の真正面に、赤色灯を回しながら救急車が現れ、会釈する私の姿に気付くとほぼ同時に、サイレンを止めてくれました。
そのまま突っ走っていく私のあとについて、家の前に救急車が到着。救急隊のお兄さんは素早く降りてきて、二階で倒れたまま動けない父のもとに。
救急パック?のようなものを私に託したお兄さんたちが、三人がかりでようよう階下へ父を運びおろし、救急車に乗せます。
騒ぎに気づいたご近所の仲良しさんが家から走り出てきて、うちの家族よりも狼狽して号泣するのをなだめておいてから、とにかくは母と私も救急車の中へ。

救急隊「保険証お持ちですかね?」
母「あっ、忘れた!」

おかあさん、一番最初に言った の に 。まあ動転してますから、仕方ありませんね。
あわてて保険証を取りに戻り、改めて救急車に乗り込んで、いざ病院へ向かいます。
車内では、氏名年齢やその他病歴などの質問をしながら、救急隊員さんが血圧をはかったり、また吐き始めた父を介抱したり。

救急隊「えーと、生年月日を教えていただいていいですか」
母「○○年、1月7日です」
私「エッ?
母「エッ?
私「それはお母さんの誕生日やろ!?お父さんは16日」
母「あっ、間違えた、16日です、16日!」

まあ動転してますから以下同文。
あとで知ったのですが、その時父は猛烈な眩暈と吐き気に苦しみながらも、この母のボケをしっかり聞いていたそうです。
「あの時はツッコミいれるどころじゃなかったけど、ああ、お母さんがあんなこと言いよるー、と思っとった」
とは本人談。
吐きながらそんなこと考えてたのかよ。

とまあ、非常時だってのにやっぱりネタ話を作りながら、救急車はサイレンをガンガン鳴らして国道へ。

救急「えーと、今日の救急病院はノモトさんと○○(←ちょっと名前を忘れました)なんですが、どっちがいいとかありますか?」
私「さっきノモトさんに電話したら、すぐ診察できますって言ってもらいました」
救急「あ、じゃあそっちに向かいましょうか。そっちの方が近いですしね」
私「お願いします」
救急「えーと、こういう眩暈の症状とかは、前からあったんですか?」
母「もう20年くらい昔に、やっぱり眩暈で倒れて入院したことがあるんです」

エ?
そんなの初耳だし。

今まで知らなかった事実が判明したところで、まださらに続きます。




※ぼつぼつ通常通り、レスをお返ししてまいります(^^)

10/24 真白 皓様 こんにちは!今回の件では驚きましたが、家族が揃っている時間帯だったのは不幸中の幸いだったかもですね。もし私と母が仕事に出ていて、父が1人で家に居る時間帯だったりしたら、電話をかけることもできずに何時間も転がっていたかもしれないと考えると…!(滝汗)何ヶ月も入院しなくてはならない重篤な病気ではなかったのも、本当に幸いです。お気遣いありがとうございました(^^)

10/24 了様 こんばんは!ご心配下さってありがとうございます、父も家族も、なんとか落ち着いてまいりました。了様もメニエールを経験されているとか、父の担当の看護師さんもやはり経験者で、「あれは本当に辛いよね…」と父と意気投合しています(笑)再発の件に関しては、病院でもあれこれアドバイスを受けていますが、突然発作がやってくるらしいので、びくびくです;健康って大事だと痛感しました…!

10/25 M様 こんにちは!いやー、父、かなり元気になってきてますよ!本人はもう退院する気満々なんですが、振り返ったら眩暈がしてひっくり返りそうになるー、とか言っている状態で戻ってこられても、恐ろしくて目を離せないので、とりあえず病院側から太鼓判が押されるまでは、入院していてもらおうと思います; それはそうと、免許、順調に進んでいますね!そこまできたら、あともう一息でしょうか。本免も一発合格だといいですねv

10/25 トミー様 こんばんは!ご心配をおかけしました;最初の三日間ほどはどうなることかと思いましたが、すっかり食事もできるようになり、冗談も我儘も言えるようになって、あとは時間をかけて少しずつ、回復していくのを待つばかりです。歩行困難はそう簡単には完治しないようですが、眩暈もだいぶ軽くなってきて、点滴をかける台を支えに、自主リハビリも開始しています。さあ、来週末、無事に自宅に戻って来られるかな…??


※レス不要にてメッセージ下さった方へ、失礼ながら短くお返事を。お気遣い本当にありがとうございます!

10/25 2:09様 運転中に発作、怖いですね(蒼白)父の発作も、もし運転中や、自宅に1人で居るときだったら…おおおぶるぶる。病気は時と場合を選んでくれないので、あとは神頼みですね;

10/25 Mic様 度々お気遣いありがとうございますvご自身も新しい生活で色々大変でらっしゃる の に !何かが起こるときって、わりと芋蔓式に次々に難題が降りかかってきたりするものですよね。私もますます強くならなくちゃです!


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