かなしささびしさはいつもあとからやってくる
ちょっと今日は、しんみり日記ですみません。
野良で近所まわりを徘徊していた頃から知っていて、仲良しだった犬が、天寿を全うしました。 最初に出会った時にはもう何歳かの完全な成犬で、何故こんな子が捨てられたのか理解に苦しむほどに賢くて、りりしい男前で、私たちは彼のことが大好きでした。 自分の体の大きさ、力の強さをちゃんと知っていて、絶対に荒っぽく人間に飛びついたりせず、妊娠中のうちの妹が一人でウォーキングをしている姿を見つけると、護衛としてずっと傍らに寄り添って歩いてくれたりするような、本当に優しい子だったのです。
かなり長い間野良生活を続けていたところを野犬狩りに追われて、近所の人たちが庇いきれなくなったとき、最後に逃げ込んだ家で飼われることになってからの彼は、傍目にもすごく可愛がってもらっていて。 楽しそうにご主人を見上げて尻尾をゆらゆらさせながら散歩しているのに出くわして、すっかり穏やかな顔の飼い犬になった彼を撫でさせてもらうのは、私たちにとっても幸せなことでした。 またね、いつかね、と言いながら今日は合掌。
←テンションが落ちちゃったので、またまたおまけのボウズ。
父に日よけの帽子をかぶせてもらって、ご満悦で昼寝中。平和だ…!
帽子をかぶせてもらっている日もあれば、母の上着をかけてもらっている日も、新聞や広告をかけてもらっている日もあります。何かかけてもらうのが大好きなので、全面的にご機嫌。 どうしてこんなに被り物(?)が好きなのか…それとも、うちの家族があまりにもちょっかいをかけるので、今さら嫌がっても無駄やわ!とか思っているのか。
ちなみにうちのリビングには、普段座布団が二枚置いてあるのですが、ボウズはそれが二枚重ねになっている時を狙って乗っかります。 どこまでも殿様仕様でなければ納得しないらしいです(笑)
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