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最近、他人から褒められたこと�� - 2023年06月27日(火)
このあいだベイエリアに出勤したときに、営業の途中でサラダ用の葉っぱが
無くなりそうだったので、営業をしつつ葉っぱを洗い、ちぎり、水を切るという
作業をやりました。
営業途中での葉っぱちぎりは、時々やるハメになる作業のひとつ。
結果的には、わざわざ営業中に時間を割いてまでちぎった葉っぱを使わない
ままランチタイムは終了しました。
冷蔵庫を開けた社員さんが私がちぎった葉っぱを見て、ギュッと眉間にしわを
寄せ、ひとこと。
「これ、葉っぱ何個ずつちぎったの？」
私はそのリアクションで、あ、何か私やらかしたんだ何か間違えたんだなと思って
「サニーレタス１個・玉レタス２個の割合で入れました」（←１：２だという
のは事前確認済み）
と答えると、眉間にしわを寄せたまま
「ふぅ〜ん…コレで？サニー１個とレタス２個で？」
と聞かれて、そこでやっと何となく私は意味を理解でき。
「それにしちゃ多いなって思ってますか？」
と聞くと、
「うん。こんなにたくさんできるんだなって。」
と言いました。
夏場の葉っぱ類（さっきから葉っぱ葉っぱ言ってるのは、サラダに使う葉物
野菜を全部ひっくるめての呼称です。関東・関西問わず葉っぱ呼び）は、
台風が来ていたり雨が続いていたりすると、如実に質がガタ落ちします。
納品された時点で傷みが酷かったり、土だらけだったり、カエル・なめくじ
・青虫等々、元気に葉っぱを食事中のことも珍しくない。
少し前にどこかのサラダうどん？から虫が出たと大騒ぎになっていたけれど、
「そんなことくらいあるさ」
としか思わんよ。
私たちはそんなことにならないように気を付けてチェックしているけれど、
アイツら生きてるから逃げるんだよ！
話は戻って。
要するに社員さんは、サニー１個とレタス２個分しかやってないのに、こんな
大きな容器に満杯にできるんだ！？ってことに驚きを隠せなかったらしいです。
なので
「私、葉っぱ戻す（←水で戻すの意）の上手なんですよ（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ」
って言ったら、真顔で
「うん…そうなんだね…。どうやったらこうなるの…？キレイに芯も
取り除かれてる…」
って聞かれました。
なので、やり方は教えておきました。
ていうかむしろ、なぜ私以外の人が葉っぱの作業をやると、あんなにも
グッタリしおれた状態になっちゃうのかが、分からないんですよね…。
意地悪とかイヤミで言ってるのではなくて、
「だって普通にやったら普通にシャッキリするでしょ？」
って思うので、逆にどうやったらあんなにも萎れてしまうのかの方を、
知りたいと思うのです。
どうやって萎れさせてるかが分からないと、自分のやり方との差が分からない
ので、コツを教えようもないというか。
コツは、葉っぱにストレスを与えないこと、なんですよね。
ちぎるときに、なるべく繊維に沿ってちぎる。
必ず全てじゃないですよ。
そんなことしたら、麺みたいな細長い形状のサラダになっちゃうから。
手で葉っぱをちぎるときに繊維を断ち切ろうと思うと、葉っぱを無理やり
ねじ切らないといけなくなるんですが、それをやると繊維が潰れちゃって、
潰れた繊維はもう多分水分を保つことができないんでしょうね。
その葉っぱをいくら水にさらしても、もうシャッキリはしてくれない。
とは言えベイエリアのお店はサラダが大人気で、たとえば高価格帯で売って
いる古巣のように丁寧な仕事をしていたらぶっちゃけ間に合わないんだと
思うんです。
なので、ある程度雑な仕事の仕方になるのは致し方あるまいと思ってました。
だから別にそこに口出しをするわけではなく。
ベイエリアのテンポはホテルのテナントとして入っているので、朝食
バイキングもやってます。
ってことは、朝食担当のスタッフもいる。
基本的にはその方が葉っぱちぎりを受け持ってくださるので、私はたいてい
出来上がった葉っぱを使うばっかりの立場。
で、たまに足りなくなりそうな時のみ、自分でやると。
そしたら社員さん、眉間にしわ寄せてどビックリ。
多分ですけど、食材の扱いに関しては全員私の言うこと聞けば、原価率に
影響あるほど変わってくると思うよ、って思ってる。
ちなみにだけど、昔古巣のお店で大根おろしをやったときに（フープロ使用）
「カロリィさんがやると、なぜかめちゃくちゃ量が多いんだよね。
これ、大根１本分？」
って聞かれたことがあります。
葉っぱにしろ大根おろしにしろ、1.5倍はちょっと言い過ぎかもしれないけど
可食部にして1.3〜1.4倍量は取れてる実感。
それでいて、サッサと終わらせてサッサと冷蔵庫に仕舞うからか、日持ちも
する。
下手っぴがやると、葉っぱはすぐに変色して傷んでくるし大根おろしは
グズグズしてると異臭を放ち始めるんだけど、手早くやればそんなことにも
ならないので、「劣化して使えなくなったから捨てる」こともなく。
ほんっっとに、無駄を出さない女Ｓですよ私。
でもなかなかあんまり気付いてもらえたことはないので、今回社員さんが
気付いてくれてだいぶ嬉しかったっていうお話でした！
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