うーむ。 - 2015年11月29日(日) 今年の春、新入社員として入社してきた“劇的に”“格段に””ダントツ” “驚くほど”“ひっくり返るほど”仕事のデキなかったウェイトレスの子が 鬱病と診断され、先日退職していきました。 職場にいる私たちのせいか、と言われたらきっとそうなのでしょうね。 実際、傍目に見ても「結構厳しいな…」と思うような指導を時々受けて いました。 いや、私が見たのは時々だったけど、話を聞く限りどうやら毎日のように 閉店後怒られ続けていたんだとか。 入社当初はね、そりゃもう皆これでもかってくらい優しく、温かく、手取り 足取り指導していたんだよ。 でもそのうち、注意を受けると口答えとも取れるような受け答えをするように なり、さらに言うと今度はメソメソと泣き出す始末。 それでも皆、 「泣くんじゃないよ、慣れないうちはみんな失敗するんだよ。気にするんじゃ ないよ。頑張れ」 って励ましていたんだけど、それもいつしかなくなりました。 何てったって、口答えするか泣き出すかの二択だから。 彼女に関わると、こちらが気分を害するか、泣かれて悪者にされるかだから、 そのうち誰も彼女には話しかけなくなり。 居場所がなくて辛かろうと思った私は、ちょっとお茶でもしようやないかと フードコートに誘い、1時間ほど話を聞いたこともあったのだけど。 1時間かけて分かったことは、彼女が「とにかく暗い」ってことだけ だった。 方向性を見出だしてやれないか、何とか前向きにさせてやれないか、吹っ切れ させてやれないかと思ったけれど、ホントのホントに心底暗いってことが 分かっただけでした。 要するに、「無駄だった」というのが感想。 1時間かけて、お茶代も出して、得るものがなかったばかりか自分まで どんよりした気持ちになっただけでした。 彼女がどんなに仕事ができないか、どんな失敗をしたのかというとですよ。 まず、 *シルバー(ナイフやフォークの類のこと)をケースごとガチャーンと 落としてみたり *ワイングラスをラックごと(計25個入り)落として全滅させてみたり *慌てふためいてほうきとちり取りを取りに行くとき、置いてあるごみ箱に 引っかかってごみ箱全部ごと自分も転んでみたり *料理のオーダーを取れば、「ステーキ400個」って打ち込んでみたり *「車で来てるからアルコールは出さないで」って言われてるお客さんに 食前酒を出して飲ませてしまったり *高い場所に物を置くのに、台に登れば良いのに横着するから色んな物が ドンガラガッシャンと音を立てて崩れてくるとか、 *毎朝遅刻ギリギリに来るから「せめてあと5分早く来られない?」って 言った社員さんに「私にとって5分早く起きるのはとても大変なことなんです!」 って言い返したり、 *「そのやり方だとまたひっくり返しそうだから、こうやってみたら?」 って言われて、 「でも○○さんにはこうやれって言われました」 って言ってみたり、 まあ、こういうのを枚挙に暇がないって言うんでしょうな。 ホント、きりがないです。 そんな失敗するぅぅぅ!?っていう失敗を何度も何度も繰り返し、同じ 注意や指導を何度受けても、覚えてないとか聞いてないとか、毎回初めて 聞くような顔して聞いてたり、素直にご免なさい言えば許してもらえそうな ところを、いちいち言い訳するとかもうね。 たしかに、たしかにホールの男性社員の指導は厳しかった。 でも行き過ぎていたとは思わない。(私の見る限りは) 私も含め職場の人間が、どれっだけ彼女に心を砕き、時間を割き、温かい 眼差しでもって接していたか。 それを全て裏切るほどの失敗・言い訳・口答えの量。 ほとんどの人がさじを投げて(私も含め)誰も彼女の相手をしなくなる中、 最後の最後まで彼女に声をかけて励まし続け、優しく接している人もいた。 それを知る私は、鬱病になってしまった彼女に簡単に同情することは できない。 こんな優しい職場、他に無いだろう!?とすら思う。 会社は、幼稚園でも職業訓練校でも、ましてやリハビリ施設などではない。 厳しいことを言うようだけど、選んだ職種が間違ってたよ。 誰のせいって、面接して合格させた人事のせいだよ。 見抜けるでしょあの暗さ。 面接の時だけ明るかったなんてこと、無いでしょ。 まるで会社のせいで鬱病になりました的な言い草で退職を伝えてきた らしいけど、彼女の暗さを最初っから見てる私からしたら、最初っから そんなんだったんじゃないの?とすら思う。 だって、赤の他人が言えるわけないじゃないよ。 「もう無理だよ。限界だよ。仕事辞めなよ。」 って、もし仮に私がそれ言ったとしたら、そっちのほうが問題になるでしょ(苦笑) 少なくとも職場の人間からはとてつもなく言いにくいセリフだと思うわ。 もう半年前から色んな人が 「まだ辞めないね。いつ辞めるんだろうね。」 からの 「早く辞めればいいのに。」 って言っていたのは事実だけれどね。 でも、誰が面と向かってそれを言えようか? 「将来はホテルで働きたいんです、接客が好きなんです」 って言ってるハタチそこそこの子に、誰が 「向いてないよ、キミ」 って言えようか?って話です。 つい1週間ほど前に、ホールの男性社員に 「もうそろそろ引導渡してあげなよ」 っていう話をしたとこだったんだよね。 それは彼女のためでもあると同時に、自分たちを守る意味もあるわけで。 こうやって、鬱を理由に退職されて訴えられでもしたらどーするの?っていう。 匿名のココだから書くけど、いわゆるADHDの症状に彼女は全てドンピシャ 当てはまってます。 そういうのもあって、彼女は1回ちょっと病院行ったほうがいいなとは 思っていたけれど、それこそ赤の他人が言えるレベルのことではない わけで。 しかもですね。 まあ色々書いたけれど、私も含め皆そこまであかの他人のことを気に掛ける ほど、ヒマではないのですよ。 新入社員が辛そうにしている、様子もおかしい、あれじゃ壊れちゃうんじゃ ないか、いやもうすでに壊れてるんじゃないかっていうのは、皆うすうす 気が付いていたと思います。 だからといって、そこから一歩踏み込むほどの時間もなければ、言ってしま えば興味もない。 じゃあ誰が先陣切って一歩踏み込むべきだったかっていうと、直属の上司 であるマネジャーだと思うのだけれど、彼女に一番厳しくしてたのはその彼 だからねえ。 多分、追い込んで「辞める」って言うのを待ってたと思うよ。 どう考えても、彼女の仕事っぷりが「叱責する」ことで好転するとはとても 思えなかったんだし。 マネジャーが厳しくすればするほど、彼女の様子がおかしくなっていった のは事実だし。 まあ、マネジャーの罪は大きいと私は思うけどね。 彼女が鬱になって辞めたこと、さほどのこととも思ってない気がするわ。 辞めてくれてせーせーしてるっていうのが正直な気持ちなんじゃないかなあ。 私から見たら、マネジャーは気が小さくて幼稚でくっだらないしょーもない 小粒な男なんだけどなあ。 まともに会話する気も起きないほどに。 だってこのあたくしにタメ口きいてくるんだからね(笑) 職場でのタメ口ってさ、ある程度の人間関係を築けてからでないと許される ものではないと思っているんですよね私は。 そりゃビジネスですから、誰に対しても一律敬語を使うのがあるべき社会人 の姿なのでしょうけれど、毎日一緒に忙しく働いてりゃ同僚以上の朋友とか 盟友みたいな気にもなってくるわけじゃあないですか。 時には切磋琢磨し、励まし合い、小さな壁から大きな壁まで乗り越えて いくんだから。 初めて会う人と一緒に働くと、常に声かけが必要なんですけど、慣れた人間 同士だともうほとんど口もきかないで阿吽の呼吸で仕事が進められるように なってくるんですよね。 そのときのスピードとか効率の良さったらないですよ。 で、そこへ来て、ただ「マネジャーだから。」という理由だけで最初から 大きな態度で上から目線で来られても、「えっと…?w」っていうのが 正直な気持ちです。 ウチのマネジャーはまさにそんな人。 しかも、私がまだ20代そこそこの駆け出しならまだ分かります。 どんなにクズな40代でも、やっぱりハタチの子はかなわないと思うから。 そこには絶対的な壁があると思うから。 その場合は、上から目線でもまだ許されると思います。 (とくに調理場は体育会系が多い職場ですし。それを良しとする雰囲気がある) だけど今の私はどうですか。 マネジャーよりはそりゃ年下ですけど、ほんの2つか3つしか変わんない んですよ。 社内での立場も、相手はマネジャーで私は一介のパートのおばちゃん ですから、タメ口でも問題ないといえば問題ないのでしょう。 でも私の直属の上司である料理長ですら、私に敬語ですよ。 年齢的なこともあるだろうし、小さい子抱えて働いてる人っていうことへ の配慮もあるし、何より実質デザートの部門を一任しているわけだから、 そこに対する敬意もきちんと感じ取れるわけです。 もちろん、談笑しているときなんかはくだけた言葉遣いになることもある。 でもそういうのは、TPOってやつでしょう。 そこへ行くとマネジャーさんよ。 キミに、アタシにタメ口きける権利はあると思っているのかい? ってことです。 会社の在籍年数は私よりもずっと長いんでしょうけど、ウチの店舗に赴任 してきたのはつい3カ月ほど前のことで、突然トンカチ打ち付けてくるような 口の利き方されてもねっていう(苦笑) 料理に対する知識も全くないし。 お客様に対する愛情も全く感じられないところが嫌い。(←あ、言った) すぐお腹壊して会社休んじゃうし。 私が子供理由で休んでるより、彼の病休のほうが多いくらいだよ。 (飲食なので、胃腸炎は休まねばなりません。わりと長期間) 彼女を鬱に追い込んだ戦犯は、間違いなくマネジャーです。 誰も口には出さないけど、そう思ってるよ。 ...
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