電子ピアノとアップライト。 - 2013年10月15日(火) 義両親宅には、義父の趣味のための電子ピアノがありました。 しかしその趣味の熱も冷め、昔ピアノをやっていた私に「あげる」と言って いたのを固辞し続けていたのですが、先日ようやく譲り先が見つかった ようで、カシオの8万円の電子ピアノは姿を消していました(笑) なんで固辞したって、電子ピアノは電子ピアノであって、ピアノでは ないからです。 弾きたくなかったからです(笑) 時々義実家に行って、ちょろっと弾くくらいならいいけど、自分ちに置いて 習慣的に弾くのは嫌だったからです。 ちなみに誰にあげたんですかと聞くと、知り合いの娘さんがこれからピアノを 習おうとしていて、安い電子ピアノを探していたから、とのこと。 それを聞いてムムムムムーーーと勝手に怒りが湧き上がってしまいました。 なんでってー。 電子ピアノでクセ付けたら、本物のピアノ弾けんようになるよ?と思って。 鍵盤の見た目も雰囲気も一緒だけど、電子ピアノやシンセしか弾いたこと 無い人は、ピアノを弾いても音が出せません。 軽いアップライトならともかく、グランドとか絶対無理です。 発表会の本番とか、グランド使うこと多いけどね。 グレードの実技試験とか。 私、カナダから帰国して上京するまでの間、ちょっと時間が空いたんで 引越し資金を貯めるバイトをしつつ、以前師事していた先生の元を訪ね、 3ヶ月限定でレッスンしてもらったことがありました。 レッスンの申し入れをした際に「とりあえず1曲仕上げてきて」と言われて いたので、昔取ったナントカで、あまり速くもなく音符の数もそう多くなく 記憶の中でも比較的鮮明だったベートーベンの悲愴を練習して行きました。 そんなにフォルテだのフォルテシモが多い曲ではなかったように思いますが 私の演奏を聞いた先生は 「久しぶりに聞いたわ…。こんな音。今の子供はね、皆電子ピアノで練習 してるから、グランド弾いても音が出ないのよ。さっきレッスンしてた子、 あの子あれでも高校生だよ。」 とおっしゃいました。 ていうかホントにそれが高校生だったことにビックリしましたけど(笑) 弾いてる曲とか様子を見て、中学1年か2年かな?と思ってたんで。 3年ではないやろ、と踏んでたのに高校生とは。 何ともか細い、弱々しい音だったんです。 まあ私は昔から身体もデカくて手も大きくて指も長くて手の甲が厚いっていう わりとピアノ弾き向きの条件が揃っていたので、当然鍵盤を叩く力も強くて 音量もデカかったわけですが、デカけりゃいいってもんでもないですよね。 でも、デカい音が出なければ、小さい音とのコントラストも作れないワケで。 筋力がなくて大きな音が出ないと、必然的に強弱が付けられないってことに なりますよね。 まあ長々と書きましたが、これからピアノを始めようって子に安いからと 安易に電子ピアノを与えてしまうのは、由々しき問題なのではないかと!! 昔ちょっとだけ音大に行きたかったカロリィさんは思うのです!! やっすい中古の消音タイプのアップライトなら、10万ちょっとで買えるよ? カシオに10万出すなら、本物に10万出そうよ! 輸送費高く付きそうだけどね! ...
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