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思い。 - 2010年02月26日(金)

何だか私はこのところ、『親子とは…』みたいなことをふと
考えてしまいます。

何度かこの日記にも書いたことはあるんですが、私は幼少期から
そりゃもう厳しく育てられてきました。とくに母親から。
厳しく躾けられて良かったなって思う部分もあるんです。
とにもかくにも人に迷惑をかけないように、とか、食事の
マナーに関する躾とか。

でも私が母から受けてきた教育っていうのは、私の気持ちを
置き去りにして、母の意向ばかりを押し付けられてばっかりだった
な〜って気がしてきました。

日々息子と接してて思うのは、もちろん愛情が根底にあってこそ
厳しいことも言えるのですが、でも結局子供の側がそれを愛情だと
受け取ってなければ全く意味はないんだなぁと。

たとえば私が小さい頃の食卓の風景といえば、まあ基本は家族5人
揃って食べていた記憶はあります。
でも、食事の間中ずーっと母親の監視下に置かれているような
感じで、
「肘つかない!」
「口を閉じて食べる!クチャクチャ言わない!」
「姿勢正して!」
「足をブラブラしない!」
「お箸ちゃんと持って!」
と、数え切れないほどのお小言を言われ続けていました。

なまじ
「母さん、醤油…」
とだけ言おうものなら
「あ?醤油って言ったら醤油が飛んで来るのか?醤油取ってください
やろ?」
と完膚なきまでに言葉で叩きつけられる始末。

家族が揃った食卓とはいえ、あまり楽しかった思い出はありません。
肘を着けば肘を叩かれ、口に物を入れてしゃべるとほっぺたを
つねられ…。

でも食べることは大好きだったので、家庭での食事が不満だった
せいか、ものっすごく食べ物に関して卑しい人間に育ったような
気がします。
結局は人の家でおやつをパクついたり、人の分まで食べたり
してた気がする。(←少食な子の分を食べてただけですが)

ていうかそもそも、3歳児の時点で他の子より頭1つ分大きかった
わけだから、食べる量が同じなわけがないんですよね。

食べることに対する卑しさが消えてきたなと自分で思ったのは、
自分でお金を稼げるようになって、値段に糸目をつけず
好きな物を好きなだけ食べられるようになってからかな。

なんか食べ物の話に偏ってきちゃったけど。(笑)

先日、義父が何かの話のついでに
「親子で一緒に寝るっていうのはいいことなんだぞ。
俺だって覚えてるもんな。母ちゃんと一緒に寝たときのにおいや
ぬくもり。覚えてないか?」
って聞いてきたんですけど…。

ウチは母親が夜勤も泊まりもある職種だったので、一緒に寝た
記憶よりも「母さんは夜いなかった」っていう記憶ばかりが
鮮明なんですよね…。

いてほしいときにいつもいない。
話を聞いて欲しいときに忙しくて聞いてもらえない。

そんな子供時代でした。
だからぶっちゃけ、小学生になってからは母親のことが
大嫌いでしたよ。

いーっつもいないくせに、人の姿見ると、目を三角に吊り上げて
怒るかお小言言うばっかり。
ものーっすごくストレス溜まってましたね、私の子供時代。

抱きしめられた記憶はほとんどなく、感情的にぶちかまされた
ビンタの記憶だけが鮮明です。

私は、子供に、それは愛情だよと伝わるようなやり方で子供を
愛していきたいと思っています。
受け取る側が愛情だと気付かなければ、それは単なる暴力でしか
ないから。

私が母親に感謝する気持ちになってきたのはわりと最近です。
26歳で結婚したときも
「ハァ?花嫁の手紙?感動のエピソードなんて、何一つ
ないんだけど!感謝?勝手に産んで好きなように育てといて?」
って本当に思ってました。

でも自分が子供を産んで初めて、ああ母さんもあの時は必死
だったんだなって思えるようになりました。
その反面、親が必死だとか仕事がとか生活がとか、産まれた
子供には何にも関係ないよな。それって親の勝手じゃんとも
思います。

自らその仕事を続けることを選んでおいて、そのしわ寄せが
子供に来るなんて、たまったもんじゃない。
何度ストレスのはけ口にされたか。
犠牲にされたか。

今は母親と友達のように仲良くしてはいるけれど、私の中の
わだかまりは、小さいけれどまだ残っています。
それは、これから子育てをしていくうちに消えていくのかも
しれないし、ずっと残ったままなのかもしれません。

そんなこんなで、私は小さい頃からずっと、自分が母親に
なったらハードなフルタイムの仕事はしないと心に決めて
いました。

幼稚園の送り迎えは自分でやり、作りたてのご飯を食べさせて
やり、夜は同じお布団で一緒に寝て、小学校に上がったら
家に帰ってきたときには「おかえり」と迎えてやれる母親で
ありたい。鍵っ子には絶対したくない。

その分、我が家はビンボー街道まっしぐらかもしれません。
行きたい大学に行かせてやることもできないかもしれない。
でもお金のことは、何とかなるやん?(笑)
奨学金とか、最悪借金とか。

でも、親の愛は貸し借りできないし、後から埋め合わせることも
できない。ましてや、他の誰かに代わってもらうこともできない。
今、私にしかできないこと。

頑張れ私ー


...

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