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日々闇雲日記。

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2006年02月05日(日)
さて、どない生きたろか(by三代目魚武濱田成夫)


「正直、トホホなのかそーでないのかよくわからんというか、中途半端なところがいかにも私らしい選択というか、無駄に積んだ人生経験効きまくりの選択というか、またどんな修羅場が私を待ち受けているのやらって感じで。・・・・・・・・・・」
(2005年07月13日の日記より)

 その半年後にはやばやと修羅場が待ち受けているとも知らずにな自分。フッフッ。

 悪いのか、全て私が――――――――!!!(怒りのちゃぶ台引っ繰り返し)
 なんだその曖昧な、納得いってるのかいってないのかわからん会社選択の動機は。中途半端なとこ行くからこーなるんだプンプン(半年前の自分に説教)。
 見なきゃよかった過去の日記。

 ・・・・・・・・・・・ああ、どうも。
 ネットでモニターに映る『バジリスク』DVD発売情報を見つめる自分の目が、トランペットを見凝める子供の目になっていることを自覚した管理人Mです。
 なんしろこれからお金が激しくなくなるので、今から節約のため、ベランダでもやし(夜のおかず)でも栽培してみましょうか。貝割れ大根とか。
 ・・・・・・・・・えーと。

 (又聞きしたところによると)どうやら私の後釜選びが難渋しているとの事で、なし崩し的にデザイナー2人に引き継ぎ中だが、二人とも及び腰で聞く気無し。
 ていうか子リス、人が喋ってる時にあんた横見てたね?
 そりゃあ、事務みたいな仕事が嫌いだからデザイナーなどしているのだから、今回のことだって「何であたしらがしなきゃなんないのよ!」って感じだろーけど、

 でも、悪いの会社ですから――――――――!!!(ピンポンダッシュ)
 
 はいはい。はーいはいはい。
 お茶くみ、コピー、備品発注、請求書管理と発行、経理処理、小口現金処理、宅急便、電話応対、来客応対、契約書業務に手形業務、おっちゃん67歳の相手に会社統合の業務、朝のコーヒー、その他諸々。

「だって事務なんて誰にでも出来るじゃないですか」
「事務なんてヒマでしょ?何がそんなに大変なの?」

 とあんたたちが私に言った事務という名の雑用、後はぜーんぶヨロシク、ざまぁみろ。
 後の人がやっと来たところで、引き継ぎがないんだからまぁ残業は増えて滅茶苦茶になるかもしれないけど、一応マニュアルは作っておくし、組織なんて一人穴が空こうと放っておけば、足りないところは残された者同士がちゃんと補い合って機能していくもので、何とかなるでしょう(いや、マジで)。
 オフィスがほこりだらけで汚くなろうと。
 お茶が飲みかけでいつまで経ってもお茶碗がほっぽらかされようと。ゴミや古新聞が溜まろうと。机に手垢やスプレー糊がこびりつこうと。来客にお茶が出ない接客を見抜かれようと。
 ただでさえ忙しい君たちの気が立とうと、負荷が掛かって罵り合おうと。私の知った事ではないのだよ。サヨナラ。
 私はおっちゃん67歳に、

「半年でこれだけの仕事をして、まったくあんたは大したもんだ」

 と今日言って貰っただけで十分さ。
 ああ、そうとも。
 私は確かに半年頑張ったんだ。
 間違ってなかったんだ。自己満足なんかじゃなかったんだ。
 マニュアルが書けるほどに業務だって上達していたんだ。
 東京でふんぞり返ってる社長や出張と外回りばかりの上司が見てなくたって、見てくれる人は側にいたのだ。その人がこの会社に自分の仕事を托して、職人人生の幕を引けるだけのレールは敷いていったんだった。
 ありがとうございました。
 まだこの事をご存じないのが気がかりですが、

 でも、悪いの会社ですから――――――――!!!(トンズラッシュ)

 ・・・・・・・・・・・で、これからどうするか考えたのであるが。
 正直、3ヶ月は働きたくねえっすね。・・・・・・・・・・・・・
 秋口くらいまでの暮らしの目処は何とか立っているし、家は実家だし、今のところ煙草もやめられているので、1日200円亭主生活を半年ぐらい続けても十分イケると思うし(まあこれは今の会社の余録だね)。
 とはいえ、退職金もない貯金もない、ない、ない、ないないシックスティーン状態(死語)では、「ジタバタ、す・る・なよ♪」(歳がばれる)ってな感じで近い将来、再就職しなければいかんのですが。
 とゆーわけで、来週も面接決定。
 有り難いことに今の時期は結構な数の求人があるもんで、興味があるのはガンガン行っておいた方がいいし、面接も気晴らし代わりに行くんですが、たぶんよっぽど気が向かない限り行かないで、それも覇気がないのが見え見えだと落ちると思うです(といって、年齢的にさほど時間があるわけでもないので、いいところは絶えず虎視眈々と狙うのですが)。
 行きたいところは向こうが思うように採ってくれない、というのもあるんですが、その原因のひとつにもなっている、私が仕事で何をしたいのか、何の仕事に就いたら一番頑張れるのかが、今ひとつ自分で見えてないので。
 ただ、仕事以外にやりたい事だけはあるわけで。 
 半年以上もまとまった休みが取れるなんて、ここ十年来初めてと言ってよく、まだやり直しが利く年齢ならば、長い人生、節目の年に少し立ち止まって、非生産的でもやりたい事に一点集中する時間があってもいいのではないかと。
 何のために働いているのかは生活のため。
 飯の心配せんでこそ、夢を語ることができる。
 でも飯のためだけに生きて夢を忘れるのも、かなしすぎる。
 5年後はもう絶対にできない。
 そう思ったら、今回の事は、何しろ自分の面倒さえ見て行ければいいんだから、意外とチャンスかもしれないしな。

 で、今までやるやる言うてしなかった小説を、狂気のように書き進める。
 8年近く掛かって出来なかったものが3ヶ月で出来たら、

 笑う!!