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日々闇雲日記。

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2006年01月05日(木)
おのれ化物いやあんたが。


 どうも。
 正月時代劇『里見八犬伝』後編を見て、「時代劇の京本政樹は私の中でまだまだイケている」と思い、「でもこれは誰にも言わない方が良さそうだな」と何となく判断したものの、日記には書き残してみた管理人です。
 いや、
「あたしねー、この前、京本政樹って結構まだまだかっこいいと思ったんだけどー」
 って、何となく言いづらくないですか?考えすぎですか。ああそうですかい。
 しかし、京本政樹、ドーラン塗ってるとはいえ年の割に肌綺麗すぎる。なに食ったらあの若さが保てるのか。謎。

 しかし先日も書いたがこのドラマの出来は「娯楽大作としてはおおむね良かった」として、「悪が弱すぎてつまらない」という点で、あの悪女玉梓の描かれ方は、
「理由があれば」
「同情に値する経緯があれば」
「時代背景が悲惨なら」
 個人的になにをやっても救いを受けられるのか許されるのか?それは殺伐たる時代背景の所為に出来るとでもいうのか?という疑問が(まあ全年齢層向けの娯楽大作だからと言ってしまえば完全にそれまでだが)頭を離れない。
 八犬士や里見家の面々がいわば「完全たる善」「完璧なヒーロー」なのに対し、玉梓にしろ本作もう一人の悪女船虫にしろ、原作ではどちらも対極に位置する「純然たる悪」「究極の悪」なる存在だが、このドラマではどちらも「所詮女は男の欲望の犠牲→絶望から悪に走る→善による滅亡と救済」という描かれ方をされていて、一言で言わせて貰うとありえねーって感じだろう。
 とか書くと、掲示板で議論吹っかけられたりするかもしれないから、これ以上はやめとくが、やっぱ玉梓は夏木マリを(もういいよ)。・・・・・・・・・って、あ、そういえば掲示板撤去したんだったヨ。
 そうそう、業務連絡。
 先日やっとHPの方を更新しまして、もうコンテンツはトップと口上と日記とリンクしかないという、いよいよもってやる気なし蔵サイトになりました。
 いやー、無精ですいません。
 あまりの無精振りに本当はサイト自体、今月のサーバーの契約期間切れを待って消滅させようかとも思ったのですが、それもどうかと思いとどまり、今はとりあえずサイトとして最低限の機能だけは残してありますので、ブックマーク貼ってくださる方は、ここでもトップでもお好きな方をどうぞ。
 あと、主要コンテンツを日記だけにしたのと、アクセス解析を1年間観察した結果、

「ま、この閑古鳥振りと更新率の低さでは、変な奴はそんなに来ねえだろう」

 という結論に達しましたので、リンクフリーにしました。
 なので、リンクご希望の方はご勝手にどうぞ。ちなみにバナーはありません。作り方も知らないですし覚える暇もその気もないっつー程度の、ぬるーい情熱でやっております閑古鳥サイトで、あえて語弊を恐れず言いますと、インターネットが生活の一部になるほど打ち込む暇があるならば、他に現実世界でやる事とやりたい事が今年も盛りだくさんですので。
 最近の日記の更新率を鰻登りにした理由、「禁煙」も、さすがに2ヶ月も経てば駄文を書き連ねて気を紛らわせる必要もなくなろうというもので、色々やりたい事もそろそろ再開するので、更新率も徐々に落ちると思います。
 すいませんね。
 今書いたとおり掲示板も撤去しましたので、なんぞ御用の方は口上かトップからメールでよろしこです。

 後は、最近見た映画の感想を独断と偏見でどーっと。

『僕の彼女を紹介します』
 面白くもなくつまらなくもなく、普通。
 いや、普通だろ。普通だよこの映画。別に泣きもしないし凄くもないって。
 前半は結構面白かったけど、泣ける?どこらへんが?

『エターナル・サンシャイン』
 ああいう構成で終わり方だとは思わなかったが、記憶消す業者(名前忘れた)の人々がどいつもこいつも自分勝手に描かれていて見事なまでに許し難くて、最後は自業自得でザマァミロ。中でも事務のねえちゃんは性格がアレで、顔がむちゃむちゃ可愛かったらイライジャ・ウッド以上に、恐らく本編中最も許し難かったろーが、キルスティン・ダンストだから許す。

『マリー・アントワネットの首飾り』
 何でこんな恐ろしく読みが甘い陰謀を「はず」という言葉だけで押し進めて、しかも図々しくも成功すると思うかなこの女は、と思いつつ、『ミリオンダラー・ベイビー』と言い、「神に与えられしものを持たざるが故に足掻く薄幸の女」を演じれば右に出る者の存在を許さないヒラリー・スワンクは、その浅はかささえイノセントに見せる。うっまいよなー。
 確かベルばらにも出てたよね。この話。

『リーグ・オブ・レジェンド』
 この映画の最大の敗因は、『水木しげるの妖怪大戦争』や『魔界転生』をまんま公開しても、ヨーロッパ人にはでんでんわかんないのと一緒だと思う。ていうか、「特殊能力で戦う人たちの超絶バトル」なら、『少年ジャ○プ』『少年サ○デー』とかでその手の話に毎週鍛えられた大人や子供がごろごろいて、その源流でこの映画より全然凄いしはじけてる「フータロー・ニンポーチョー」みたいなもんが半世紀ほど前に書かれて今でも売れてるオタク帝国ニッポンでは、そりゃSちゃん、受けないと思うよー。
 この映画が悪いんじゃないとは思うけど。

 うーむ。
 やはり、仕事納めの日ギリギリの、もうめぼしい作品は借りまくられた時に店に行って、しかも目についたもんをがーっと手に取ってレジに持っていったせいか、何となく私のツボと合わぬ映画ばかり借りてしまった気がしておりやんしたが、案の定でしたのう。
 とりあえず今回レンタルした中で一番は『SAMURAI7』と、CDではAUNの『E.A.S.T.』。CDは大した期待をせずして(失礼)借りたのですが、意外に拾い物でした。
 最近、自分の中で三味線だの太鼓だのの邦楽ブームが再燃。

 ああ、てな事書いてたら夜の2時、今日から仕事始めか。・・・・・・・・・がっくり。
 そりゃあできることなら働きたくないですが、働かなければ生きてはいけません事ですし、忙しいはずなのでそろそろ寝ます。
 明日から私の中では『トゥルー・コーリング』祭りです。
 ではでは。