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2021年01月12日(火) サイト名の由来

前回のテキスト「本物のwish」の中で「やりたいことリスト」について書いたが、私がリストアップした内容には触れなかった。あれをしたい、こうなりたいという趣味嗜好やビジョンにはその人の内面が如実に表れるため、はずかしいからだ。
しかし、書き終えてふと気づいた。
「あらら。図らずもひとつ公開しちゃってるわ……」

サイト名を変更したとき、何人かの方からタイトルの意味を訊かれたのだけれど、『猫の夜更かし』は私のふたつのwishをくっつけたものである。
「猫」と聞くと、多くの人が「自由気まま」「ツンデレ」「単独行動を好む」といったイメージを思い浮かべると思うが、たしかにうちの猫にもあてはまる。おなかが空いたりなでてほしかったりすると足元にまとわりついて離れないが、そうでないときはつれないものだ。遊ぼうよと声をかけても、高いところにのぼったままで返事もしない。寝ているのかと思い、ためしに「ちゅ〜るだよお」と言ってみると、にゃーんと鳴いていそいそと降りてくる。ちゃんと聞こえてるんじゃないか!要求があまりにわかりやすくて笑ってしまう。
しかし、人間はこうはいかない。私の仕事はチームワークが不可欠なため、同僚に気まぐれで個人プレーを愛する自由人がいたらとても困る。だから、職場での私は協調と連携を重んじ、職務に忠実に、そして共に働くメンバーのよきパートナーであろうとして、忍耐強く友好的な「犬型人間」に徹している。
家に帰ったら帰ったで、母親という立場上、自制心を発動させなければならない場面がいくらでもある。「いまはそういう気分じゃない」と食事の支度を後回しにしたり、布団の中から子どもに「いってらっしゃい」を言うわけにはいかない。
もともと私は犬型気質であり、無理をしているという実感はない。それでも、気分と欲求の赴くままマイペースで過ごし、こんなにかわいがってくれる飼い主にも「忖度」のその字もない(ように見える)猫の姿に、「私もたまには“猫”になって、解き放たれたいナー」と思うことがある。これがひとつめのwish。
もうひとつのwishである「夜更かし」については、読んで字の如し。
夜勤で仮眠がとれず、完徹になることはよくあるが、私が望んでいるのはもちろんそんな“オール”ではない。「明日の予定はなにもなし。今日は夜更かししちゃうぞー!」と宣言して、家族が寝たあと静かな部屋でひとり、好きなDVDを見たりweb日記を書いたりできる夜に憧れているのだ。
いまの生活で、私が自分のためだけに使える時間は本当に貴重なんだもの。

以上が私のささやかなwishesであり、サイト名の由来である。



それでは、今日は「名前」つながりで下記のテキストを更新(ただいまサイト統合のため、別サイトからログを移行中)。

2019年6月10日付  「誇りと、重荷と
名前で苦労するといえば、親にキラキラネームをつけられた人を思い浮かべますが、これは苗字についてのお話です。



【あとがき】
誰でも「猫」と「犬」、両方の気質を合わせ持っていますが、その配分によって、猫型人間、犬型人間に分かれるんじゃないでしょうか。で、私は犬型気質がかなり強いです。
犬型であることを求められる職種がある一方で、猫型人間のほうが向いている仕事もあるでしょう。社会生活を送る上ではどちらの気質もバランスよく持っていることが必要ですが、職業を選択するときは自分の適性を考慮しないと余計な苦労をしそうです。