友人がお通夜をしてくれた - 2008年04月15日(火) ![]() ![]() 友人が酒やお供物やお線香を用意して来てくれて、お通夜をしてくれた。 一緒に泣いてくれた。それが出来るその友人は素晴らしいと感謝です。 千太郎はもう家族だっただけに… 無くした者同士にしか分からない事ってありますが 千太郎さんの為にくしゃくしゃに泣いてくれて有り難う。 ティッシュひと箱使っちゃったね 話を聞いてもらったりしているうちに、気持ちの整理が着いてきた でも…やっぱり突然、亡くしたことはもう納得してるんだけど、でも 友人に話を聞いてもらう前とは全然違う泣き方が出来るようになったと思った。 今日も納得してるのにまた突然波が来て、千太郎抱いてオイオイ泣いたけど 千太郎が居なくなった事じゃなくて、居てくれたことに感謝出来るようになりました。 千太郎さんは、ちょっと我が侭でやんちゃで、でも人の感情には敏感で 泣いてる時はちゃかさず黙ってずっと側に立ってる芯の優しい男だった。 私はまたいつかメンフクロウを飼う日が来るだろうな…と なんとなく考えた時に(今は飼う気ないですが) 突然波が来た。絶対千太郎と比べる。絶対性格は違う 今まで飼ってた十姉妹だって全部性格違ったから おまえじゃないと駄目 おまえじゃないと駄目なんだよ おまえ以外じゃ駄目 おまえ以外じゃ駄目なんだから おまえじゃないと嫌だよ おまえの代わりはいないんだから って、代わりなんかない存在だって痛感してしまって 世の中には私の代わりなんかいくらでもいるんだから私なんか どうでもいいって思ってる私が、千太郎じゃなきゃ駄目なんて滑稽です。 千太郎さんは、そんな私を確かに好きでいてくれたのに。 だからこそ、失った穴は大きすぎて塞ぎきれない いい男だね お医者さんでも綺麗な子だねって言われたよね いい男だ、色男だよ 女泣かしてさ でもさ、20年もして私が50になってて、ばあさんになって そしたらおまえは爺さんでさ 今みたいに毛づやも良くなくて、毛繕いも上手くなくなって 羽がぼさぼさになって、脚は年相応に細くなって 排泄も上手くい出来なくなってお尻が汚くなって こんな若い、白と黄土色の綺麗な色してなくてさ そこまで一緒にいるつもりだったのに おまえ、ずっとこのまま若いままで 綺麗なまんまで ずっとずっと変わらない姿のまんまで いい男のまま死んじゃって 楽しかったよ 本当にいい男だったよ おまえ以上の男はいなかったよ 私の所に来てくれてありがとう 選んでくれてありがとう おまえで良かったよ おまえしかいないよ 私みたいな女に愛情丸ごと体当たりで全部くれて すごく夢みたいな10ヶ月だったよ もう3年も一緒に居るみたいに思ってたよ ずっとずっとこれからも一緒にいるつもりだったよ でも、おまえの為に頑張るつもりで、頑張り方間違って 金稼ごうとか、あれこれ考えて放っておいて おまえが居るなら、金なんか 金になんか換えられないのに 亡くしたら終わりで取り返しがつかなくて ニュースでは毎日誰か死んでいて、自然の理だからどうでもいいやとかで なんか麻痺してて、現実に亡くすことの痛みとか全く忘れてて そしたらおまえが、突然倒れて、あんまり突然すぎて おまえが生きてるなら、お金なんか、どうでもいいって 今更、命には換えられないんだって、そう教えてくれて でも、もうおまえは死んでて還ってこなくて 思い返したら、最近大声で笑ったり怒ったり、心配したり そういう心底からの感情的なこと全部、千太郎のことで こんなに人生の中で一番悲嘆にくれて泣くのも 全部、おまえが教えてくれて こんな小さくて軽い体なのに、凄く大きな心の支えになってて 友人が、千太郎さんは、その為に来たんだって 私の為に死んだんだって せいじゃなくて、為に死んだんだって 私に教える役目を持ってきたんだって 命って大切だから、大切に生きなきゃ駄目なんだって 教える為に来たんだって だから、そう、千太郎は泣いてると心配する男だったから 確かに、私が泣いてるのは嫌だと思う 恨むような子じゃなかったし、だから、責めてくれないから 自分で自分を責めるしかないけど、でも千太郎はそんなこと 全く望んでいるわけがなくて 言い聞かせられなくても、千太郎は恨むような子じゃないって 分かってるけど、本当に、本当に、大きすぎて そんな大きな存在を、私が自分で 失敗して 失って だから、自分を責めるのは千太郎の為じゃないから ただ、こんなに幸せにしてくれて有り難うって、千太郎の前では 言おうと決めた 今は未だ、寝てるような死に顔を見てると、どうしても埋葬できないけど なんか、今にも肩が動いて息を吹き返しそうな穏やかな顔になってて ああ、病院で、暖かい場所で、きっと最期は 苦しまなかったとは到底言えないけど、でも、不安なまま 逝ったんじゃないんだって、最期まで頑張ってたんだって そういう本当に寝てる見たいな姿で動かないのが不思議なくらいで なんで動かないのか不思議なくらいで 千太郎さんは、どこもかしこも毎日触るくらい身近で 撫でていると、ここが気持ちいいところで、撫でると目を瞑って気持ちよがって 耳にふざけて息かけると、ぞくぞくって震えてなんだよぉって目で見上げてきて どこも触ったことのある馴染んだ羽で、全部細部まで知ってて 今までなくした動物は、そこまで触らせてくれなかったなって 死んでからじゃないと触れなかったなって、 こんなに良く知っている死体に触るのは初めてで 生きてる時と、全然変わらなくて なんでか、脚が、ほんのり温かい気がして 最初は禿げてた脚の毛が生えそろってて 揃ってきたねって、言ってたのに 頭の毛に鼻を埋めて匂い嗅ぐの、大好き もう嗅げない。嗅げなくなっちゃう。忘れちゃう、千太郎 思い出せなくなっちゃう おまえの匂い、忘れたくないのに 泣いて鼻つまらせてる場合じゃないのに もふもふふわふわ…毎日嗅いでた匂い 温かい頭の匂い嗅ぎたいよ まだずっとあると思ってた匂いなのに いつか、ケージも綺麗に…しなきゃ…いけないんだよ 廊下の千太郎の糞とペリットが乗ったペットシーツも いつか、片付けなきゃいけなくて いつか、家中にあった千太郎の匂いが消えていって でも、毎日お互いに声を掛け合ってた事を忘れることが出来るのは いつになるか、分からなくて 朝目が覚めると気付いた千太郎が啼いて 名前呼ぶとくるるって お風呂から「返事して」って言うと返事があって 昨日もつい言って、当然返事無くて あまりに毎日過ぎて…毎日過ぎて千太郎さん中心に世界が回りすぎていて もう、された糞を拭いて回る必要もなくて 昨日友人と泣きまくって「花紙なくなっちゃうね」と言われたけど 花紙は、ほとんど千太郎の為に使っていたから、ひと箱やふた箱 使ったってもう関係なくて、塗れティッシュも もうシンクがウズラの血にまみれることもなくて 部屋綺麗にすると、綺麗なまんまで それが不思議で ペットシーツを口にくわえて引きずり歩いていく姿もなくて 心だけじゃなく、この部屋自体にもぽっかり穴が空いてる -
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