大輔日記...梶川大輔

 

 

岸和田少年愚連隊 - 2006年05月15日(月)



無料配信で見てしまいました。
イイ!とにかくイイ!
熱い漢の話です!
というか、カオルちゃん強すぎ(−−;

おやじ顔でとても15歳に見えない最強の男カオルちゃんと、岸和田住民の
笑い有り、涙有り、悩み有り、甘苦酸っぱい恋愛有り他…といった人間模様が
繰り広げられます。
エピソード1、2、ファイナルを見ましたが、ファイナルは打って変わって…
というか1970年代の懐かしい香りがする映画になってました。
古き良き日本…といいますか、なんかおばあちゃんと過ごした夏の日を
思い出しましたよ。

映像の撮り方見せ方でしょうかねぇ。
岸和田が本当に良い街なんだと思えるような、そんな感じ。
また昔自分が子どもの頃にしていた事を、近所の子がしているのを見たとき、
懐かしさというか、想い出の切なさのようなものが馥郁と…
人がそこで暮らして泣いて笑って生きて死んでいく流れと言いますか、
そんな流れを封じ込めている作品になっているのに驚きました。

とはいえ、これはあくまでも「最強の男カオルちゃん」のお話。
「なんじゃいこら、やんのかこら」は通常装備です。
喧嘩嫌いな方にはお勧め出来ません。


ネタバレ

そして映画の最終話、なんと作者判明。
いえ、判明はしてるんですけど、ま、まさかこの人だったとは!?
と言った感じでした。いやはや。実話入ってる話だったんです。
うは〜。

・銭湯側の曲がり角でいつもカオルちゃん打倒に燃えてるA。
一話目はなんと「チャカでないとカオルちゃんは倒せない!」と入手したり
隠し武器(やっぱ銃)仕込んだり、チェーンソーで襲ったり。
頑張ってます。でも負けっ放しです。

・カオルちゃんが893事務所で大暴れしているときも、冷静に
気絶した皆さんから貴金属やら金やら抜いて火事場泥棒しているB。
大混乱の中で、あの冷静さが良い味出してます。
「捨ててあったんや」とリアカー引いてご近所のめぼしい物を物色。

・岸和田の少年たちの筆おろしをしていたおばちゃん。
カオルちゃんの筆おろしもしたそうですが、「あれは筆なんてもんやない。
大根おろしや」でも早かったらしい。
おばちゃんは、最終話で岸和田が「ええところ」だと教えてくれました(涙)
それもあって作者は岸和田の小説を書いたそうです。
子どもが産めないという思い事情の中で、最後まで明るく生きた素敵な女性。
泣きましたよ、ホント。だって泣かせるように作ってなるんだもんよ、この映画!

・通天閣を見るため、ロシアから海を泳いで渡ってきたアリョーシャ。(二話目のみ)
とりあえずロシアの最強は、子どもを殺した虎と戦って死んだらしいです。
「虎には勝てねぇよ」敵討ちで死んだのが凄いです。
アリョーシャ…不法入国だがどうやって国に帰ったんだろ。泳いでか?

・そして警官たち。
もちろん付き合いが長いため、たまに薬売ってる兄ちゃんともオフレコで
協力し合います。地域密着型の警官っていいですよね。大変ですけど。
カオルちゃんやらなにやらのお陰で、住民の風当たりも強いですが、いつも
戦ってます。盾持ってカオルちゃんを押さえ込んだり…でもやはり負けっ放し。
巡回中カオルちゃんを見つけて電信柱に隠れたりします。
何人か出てきますが、「自分は何を守っているのか分からなくなった」と
部下が弱音を吐く場面あったりで、苦労有りだが漢です。
「今年は機動隊に遅れをとるな!」←祭り前の対カオルちゃんへの一言。
かっこええです。

そして警官が二話目で好きな女性(外国人)に必死に外国語で話すのは
見ていてもドキドキします。告白って勇気がいる瞬間だと思い出させてくれます。
日頃創作で好きだ何だ書く時って、割合さらっとしてしまう事が多いので
やっぱこれくらい震えるくらいじゃないと!と萌えました。





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