ユノカのフツツカモノ日記
ユノカの32%ハイリターン日記。

2006年06月15日(木) うっとうしいことこの上ないゲーム。

ただいまです、キェーイ!

昨日は帰ってからウッカリ気付くと先輩が貸して下さったダヴィンチコードを上巻と中巻の途中まで読んでました。
先週の京都のお話はまた今度にするとして(誰も待ってないよ!)こないだプレイしたばっかの
転生八犬士の話でもチラリと。


(ネタバレなしで感想のみですが、まっさらな気持ちで向き合いたい方はスルーの方向で。)

(あくまでもユノカ的感想ですよ。)

(そしてボロクソです。)



いやあ・・・・久しぶりに笑えるほどうっとうしいゲームに出会いましたね!
二日酔いで気分がかなり優れない時にしたせいだというハンデを差し引いてもうっとうしいことこの上ない。
私ね、フルキスって最初絵が嫌いですっごくプレイするの迷ったのね。
あちこちで言われている、あのアゴがどうも受け入れられなくて。
でも1回目をプレイし終える頃にはどうでもよくなってた。なぜなら面白かったから。
でもまずこの犬ゲームは絵が最後まで嫌いだった。誰一人として「コイツはまだマシ・・・」とも思えない。
そこは仕方がないとしよう。KONOMIの問題もある。私が好きになれなかっただけの話かもしれない。
問題はストーリー。な ん だ こ れ は ?
声を大にして問いたい。言いたい。


そこに萌えはあるのかい?!


これはなんだ?
乙女ゲーなのか?ただのアドベンチャーなのか?同人ゲームなのか?(同人ゲームの方が優れていると思われる)
全てにおいて中途半端なんだな。
敵を一風変わったキャラにして、ちょっとしたお笑い要素も含ませようとしてるのかもしれないけど、
かみ合ってないにも程がある。
逆転裁判シリーズをしたことある方なら分かっていただけるかと思うんですが、
まずストーリーがちゃんとしているからこそ個性的な脇キャラが活かされてると思うんです。
(個性的なのは脇だけじゃないけど)
変な人いっぱい出てくるけど、でもそれが不思議と作品にあってる。
ところがこの犬ゲームは、全く意味の無い脇キャラの個性が強すぎ。
だから何だ?と、無性に問いかけたくなる。(要するにうっとうしい)

あと、乙女ゲーとうたうなら、遥かで言う「想う心」フルキスで言う「ラブパラ」の上げ方に問題あり。
普通は大体サシで勝負するじゃないですか?
つまり1対1で、このキャラにはこういう受け答えがいいはず、とかそういうの。
けどこのゲームはほとんどの場合選んだ選択肢によって複数の人のパラが上がるのね。
1対1で勝負させてくれない。考えるのが楽しいのに考えても無駄。
だって誰が(というか誰と誰と誰が)どう上がるかなんて予測できないもの。
こちとら狙いを定めて落とすのが楽しいんだよ!てかぶっちゃけそれを目的にゲームしてんだよ!
なのにほとんどの選択肢で複数の人のパラが同時に上がるなんて面白くもなんともないじゃないよ!!!

まあこれもストーリーが面白ければ全然オゥケイなことなんですけど、悲しいかな、面白くない。
敵が誰かすぐ分かるし(声で分かるっつーの。乙女の聴覚をなめんじゃねー!)
黒幕もすぐ分かった。
あとはそこへ至るまでの過程をいかに楽しませてくれるかなんですけど、これまた推測可能すぎてツマラン。

八犬伝を主としたいならそれを貫き通せばいいのに、突如として恋愛を無理に組み込もうとするし、
敵キャラも中途半端な仕上がりにしてちっとも魅力ないし、戦闘もとってつけたような操作方法で、
あーあーもう、こういうゲームでこういう操作させて何が楽しい?
取りあえず何でも入れときゃいいってもんじゃない。新しい試みをしたつもりかもしれないけど、
それも中途半端ですから。

コントローラーの○・△・□・×の順番を覚えて時間内に入れろとか、出された順にすばやく入力しろとか、
なんかそういうの。
分かってない。こんなゲームでそんなもん求められてねえよ。
いかにストーリーを読み応えたっぷりにしてくれるか、いかに男性キャラに萌えさせてくれるか、
この2本が絶対条件なんだよ。

去年プレイした星の降る刻も大概にしなさいギョラだったけど、これは更に輪をかけてショボかった。
ナオさんのOP曲も・・・・・なんていうか・・・・・悪くは無いけど(ファンの欲目)
なんだか悲しくなったことは間違いない事実。
ナオさんのキャラについては期待してなかったので(充分すぎるほど予測可能なキャラ)特にガッカリせず。

ああ・・・!!ただ一つだけ「おおおお・・・!!」と思ったことがある。
私、公式ページ全然見てなかったので主要キャラの声優さんをチラっと知ってたぐらい。
ほとんど「八犬伝」てだけで買ったから。(八犬伝大好きだから)
だから全然知らなかったけど、登場キャラで「うわー・・!絶対この声聞いたことある、あるんだよ!!!」
って考えて気付いた。

たっつんだ・・・!!(鈴木達央くん)

トラブルメーカーで聞いてるたっつんの演技、たっつんの声だ・・・!!
それに気付いて「私もまんざらでもないなー・・・うむ。」とちょっと嬉しかった。それだけ。
あとはひたすら「うっとうしい・・・!!(笑)」←(笑うしかない)と言いつつプレイしてました。

あー・・・また無駄なゲームをしてしまった・・・・・。
私がここまでこき下ろすの結構珍しいよ?
大抵は甘い評価だよ?
でもこれはダメだった。いただけない。

キェーイ・・・!!
本の続きを早く読もうと思ってたんだ。思わず興奮して書き殴ってしまったよ・・・・。
それではおやすみサイです。読んできます。

(久しぶりの失敗は、かなりガッカリしますね。いつぶりだろう・・・。星の降る刻でもここまで思わなかったよ)


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