横浜へ吹く風

2005年11月05日(土) 父との思い出




「父との思い出」

私が物心付いた頃の父との思い出のお話です。

クリスマスが近づいた寒い冬

雪の中を父と手をつないで歩いた・・・

手のぬくもり

それは今でも微かに覚えています






私は子供の頃
両親がともに働いていたので物心が
付いた頃から首から鍵をぶら下げていました。

そんな時代
「かぎっ子」って言葉がよく言われていました。

保育園での行事で「クリスマス会」があったの。

今でも鮮明に覚えているのは都会では珍しく
雪が30センチ程積もった寒い日のことでした。

まだ、私が4歳くらいの時だと思います。
父と雪の中を手をつなぎながら

父が「今日じゃなかったと思うよ。
パパがお手紙見たときは明日だったかな」

「だって先生が今日って言ってたもん」

小さい私がクリスマス会の日にちを
間違えて父に保育園に行くとお願いして
連れて行ってもらったの。

その頃は今のようにバスのお迎えとかなく
かなり遠い保育園に歩きで通っていました。

本当なら子供の勘違いなので
日にちが分かってるのなら「明日だよ」って事で
2キロ以上ある保育園まで雪の中
歩くなどと言うことはしないと思います。


雪の中保育園まで連れて行ってもらい
保育園の教室の中の電気が真っ暗だったのを見て
子供ながらに父に悪いことをしたなと
とても反省したのを覚えています。

その後、記憶が残ってるのは
保育園の教室でサンタクロースの格好をした先生が
大きな袋を私にプレゼントしてくれました。

それは、前々から欲しがっていた赤い三輪車だったの。

あの頃は本当にサンタさんからもらったと思っていましたが
両親が三輪車を買って保育園に預かってもらい
クリスマス会でサンタクロースがプレゼントすることが
そこの保育園の好例の行事だったようです。


けして、頭ごなしに怒ることのない父

そんな父も今月で74歳になります。

春に血液の癌「骨髄腫」とわかりショックでしたが
抗がん剤が良く効いて、病状は安定しています。

いつまでも、元気でいて欲しいと心から願います。





日記読んでくれてありがと〜〜( '∇^*)^☆♪

BBS

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