ステテコ日和
地球に優しい、目にも優しい
Yes,I love ego☆
No,I love ero

2009年02月15日(日) 和をもって




じいちゃん、ばぁちゃんちに行った。

手ぶらもなんなので、虎屋の羊羹をお土産に。

お茶をすすりながら、さぁみんなで食べようとなったとき。

ばぁちゃんが言った。

「晃一郎のために買っておいた羊羹やで。」

隣のじぃちゃんは呆れ顔。

「けったいなこと言いよるなぁ。」


関西人は年を取れば取るほど、ボケに磨きがかかります。

じぃちゃん、ばぁちゃんまだまだ元気でね。


年老いた私がある日

今までの私と違っていたとしても

どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても

靴ひもを結び忘れても

あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話す時

同じ話を何度も何度も繰り返しても

その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本の暖かな結末は

いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ

消え去ってゆくように

見える私の心へと

励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に

私が思わず下着を濡らしてしまったり

お風呂に入るのを嫌がるときには思い出して欲しい

あなたを追い回し

何度も着替えさせたり

様々な理由をつけて

嫌がるあなたとお風呂に入った

懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ

旅立ちの前の

準備をしている私に

祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り

飲み込む事さえ出来なくなるかもしれない

足も衰えて立ち上がることすら出来なくなったら

あなたがか弱い足で立ち上がろう私に助けを求めたように

よろめく私にどうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり

自分が無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのは辛い事だけど

私を理解して

支えてくれる心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけでそれだけで私には勇気が湧いてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛をもって笑顔で答えたい

私の子供たちへ

愛する子供たちへ


写真:『夕方に』(滋賀県守山市今宿にて)


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きむそん

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