
朝9:00の電車に揺られて学校に行く。
快速急行はいつも満員電車。
だけど、あの密着感は嫌いではない。
みんなでみんなを支えあってる感じ。
朝10:00の電車に揺られて学校に行く。
快速急行はぎりぎり座れない。
気を遣って詰めて座ってくれよ。
的な視線を投げかけてみるが、そんな人に限って気付かない。
もしくは気付いても気付かないフリ。
別にそんなに座りたいわけじゃないけど。
夕方18:00の電車に揺られて家路につく。
快速急行はいつも満員。
頑張ってドアにもたれられる位置を確保する。
窓の外を流れていく黒い世界を眺める。
もし明日、僕の目が見えなくなったら・・・
黒い世界の住人になったら。
座席を譲ってくれる人はどれぐらいいるんだろう。
みんなで僕を支えてくれるだろうか。
こんな盲目な僕を、支えてくれる人がいること。
忘れてはいけない一番大事なことに目を背けていた。
明日は8:02の電車で学校に行こう。
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