雑記帖
ayu。



 

自分からこんな事するとは思ってなかった。
絶対君からやと思ってた。

離れたくなかった。
できるならずっと繋がってたかった。
悪縁でも腐れ縁でも何でもよかった。
それは本心。

あたしじゃダメってわかったから、もぅ潮時やなって思ったから扉を閉ざした。
不思議と冷静になれた。
多分一緒になっても今と同じ。
お互い傷付け合うだけ。
求めるものが違う。
あたしは世界を見たい。
でも君はそんなあたしを赦さないでしょ?
君だけのものになりたかったよ。
君と笑って毎日過ごしたかったよ。
きっと楽しいだろうなって想像したら笑顔になれた。
子供産んで家族になりたかった。
拓海の兄弟欲しかった。
あの日見た夢のように。

ごめんね。
身勝手だね。

もう、見てられなかった。
何とか君から悪いもの奪いたかった。
でも、あたしにそんな力はない。
自分の無力さを知って情けなくなったよ。
綺麗事だったね。
ごめんね。

結局、君から逃げてしまった。
怖くなった。
どんどん悪いものに傾いてしまう君が。
あたしじゃ勝てない。
元々キャパの少ないあたしがどうにかできる問題じゃなかった。
悪いものに走るのも自由だよ。
あたしに止める権限なんかない。
わかってる。
でも、辛かったよ。
だから無理だって思ってしまった。
未来が見えなかった。
悲しみしか見えない。
傷付け合う姿しか見れなかった。
お互い不幸になるだけなら、いっそ離れた方がいい。
そう思った。
だから、ごめんね。

本当は、誕生日祝って欲しかったよ。
祝われても嬉しくない歳だけど。
一緒にいたかった。
泊まりにも行きたかった。
君がはしゃいでくれてたの、嬉しかった。
まだ気持ち繋がってるのかな?って。
お揃いのピアス買いに行きたかったよ。
クリスマスプレゼント交換したかったよ。

でも、やっぱり夢は所詮夢なんだね。
あたしは自分の可愛さ故に君から逃げた。
保身に走ってしまった。
ごめんね。

こんな事になるなら、あの日、無理矢理でも会えばよかった。
最後に君の事、ちゃんと記憶に焼き付けときたかった。
君の声、温もり、忘れたくなかったから。

もう夢に君が現れる事はないと思う。
あたしの中で完全に終わってしまったから。
あたしが終わらせたんだけどね。
ごめんね。
いっぱい傷付けたね。
裏切ってごめんね。
それしか言えない。

でも、お願い。
体、大切にして。
悪いものに支配されないで。
君のことだから、大丈夫って思ってると思う。
けど大丈夫じゃないよ。
あたしが言えた事じゃないけど、ちゃんと生きて。
どん底だった。
真っ暗だった。
でもね、ちゃんと見たら、光はあるんだよ。
だからお願い。
暗闇に堕ちないで。
ごめんね。
役立たずで。
何もしてあげられなかった。
君には何回も救ってもらったのに。
返せなくてごめんね。

さよなら。
ありがとう。

2016年12月07日(水)
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