あなたへ...mai

 

 

安心 - 2004年12月29日(水)

今日、4時間程話し合いのために喫茶店に居たけれど、目的の人は来なかった。雪になったり雨になったり忙しい風景をぼんやり眺めていたよ。
不思議と退屈ではなかった。
あなたとの思い出や、これから話し合うための心の準備を何度もしていたから...。
でも3時間半経過した時点でふと不安になった。
何か事故に遭っているのでは無いか?
更にケンカが進んで大変なことになっているんでは無いか?
だって、昨夜のあなたの電話の声、あきらかに憔悴しきっていたもの。
一度不安に思うと堪らなくなってお兄さんに連絡を頼んでしまった。
それしか方法が見つからなかった。
幸い無事に居ることが分かって安心した。
けど呼び出しているのだから変更の連絡くらいくれても良いだろうと思う。
私、不安に思わなかったら閉店するまで居たと思うよ?
丁度夕方から友人との約束があって4時間に留めておいたけど...。

友人と合流して食事をした。
皆私が痩せ過ぎてしまっていることを気にしていたけれど、今は胃が受け付けない状態。少しずつ量を増やして少し元気に見えるようにしないといけない。
失恋したことは友人に話した。
もっと我侭を言えと叱られた。
我慢してばかりでお利口さんやってるなんて良くないと。
そうなのかな。
詳細は話していない。話せない。

友人は奪えと言うけれど、どうしてもあなたの事、仕事の事を考えると今は我慢するしかないもの。
信じている私を馬鹿だと言っていた。
だけど今は1%の確立しかないことでも縋りたい心境なんだ。それが無いとせっかく自分で立っていられる支えが外れてしまうもの。
あなたの言葉を信じることで今は前を向いていられるのだから。

食事の最中にあなたの電話。
ケンカしていて来れなかったそうだ。
別に頭には来ていなかったので、そうなんだと軽く聞いていた。
それより、昨夜より元気のありそうなあなたの声を耳にして安心したよ。

食事も終えて帰宅途中、またあなたから電話が鳴った。
やっぱり普通に話すあなたに少しいじけて”逢いたいよ”と文句を言ってみた。仕方ないことは十分分かっている。
けど、少しすねてみたかったの。ごめんね。

バスが来たので途中で電話を切ると、すかさずメールを入れてくれたね。
愛してるって、頑張ろうってメッセージが嬉しかった。

あたしも愛してる。





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