うららか雑記帳
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春秋文庫から出版されている、浅田次郎の『壬生義士伝』下巻を読み始めました。 な、涙が出てきてしょうがないんですけど!! これでもかってくらい浅田テイストばっちりで、『鉄道屋』や『ラブレター』を越える名作と言っても過言ではないと思う。 ああ、胸が痛い。 新撰組の隊士をモチーフにした漫画や小説は、今やうんざりするほど巷に満ちあふれているけれど、そういうのしか目にしたことがない人にも読んでもらいたい一作です。 司馬遼太郎の『燃えよ剣』と『新撰組血風録』に次いで、私的幕末物ベスト3にランクインしそうな勢いですよ。 読み終わったら、今度は白虎隊の小説が読みたいな。
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