うららか雑記帳
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2006年06月24日(土) 見聞を広める


*キャンパスツアー

今日は、市内にこの4月から開設された大学のキャンパスを訪れました。
この新しい学部の誘致は地元行政が音頭を取って押し進めた一大プロジェクトでして、大学側とは今後も少なからず関係を保ち続けると思われます。
地元でどのような物事が起こっているのか、自分たちがどんな未来を作ろうとしているのかを、一市民として、行政に携わる者として、ぜひとも知っておかねばなりません。見学会というおあつらえむきのチャンスを逃す手はないですよね。
そんなわけで、守衛さんに導かれて完備された駐車場に車を置いて、真新しいキャンパスへ踏み入りました。
本来は受験生向けの見学会なので、保護者に伴われた高校生らしき子の姿も多数。でも半分近くは行政の職員だったけれど。
受付を済ませてしばらくすると、先生方による学校の概要説明が始まりました。
私が「へえ、すごい」と感じたのは次の3点。

・地元のホテルやレストランでアルバイトとして働いて、それが単位として認められる。
プロの現場で職業スキルを育てるインターンシップ、研修プログラムが多く、1年生のうちから現場でしか得られない実務力を養っていく方針だそうです。

・100%希望どおりに就職させる。
入学すると、生徒一人一人にアドバイザーがついて、卒業まで丁寧なカウンセリングが行われるそうです。希望の職種や進路に基づいて履修科目の助言をしてくれたり、経済面で不安があれば適当な奨学金制度を紹介してくれたり。例えば2回続けて英語の講義を休んだりしたらアドバイザーに連絡がいって、「どうした?」と声をかけられる、と。そういう感じだそうです。

・卒業までに獲得できる資格は最低2つ
「私どものカリキュラムに乗ってさえいただければ最低でも2つは取得できます」と先生が断言しておられるように、けっこう密度の高いカリキュラムが組まれているようでして、本気でその方面の仕事をやる気がある生徒にとっては最高の学府だと思います。

ね、これだけ見ると胡散臭いくらい素晴らしいでしょう?(笑)
なにぶん新しくできたばかりなので多少の心配はあるかもしれませんが、何年かして実績が出てきたら世間の見る目も違ってくるでしょうね。
創立1年目の今年、さっそく地元から進学した子もいるので、今後が楽しみです♪

説明のあとはキャンパス内を歩いて見学。
竣工式のときに一度だけ来たことがあるけど、学科が一つだけしかないわりには校内がとにかく広い!
でも教室自体は全体的に小さめでした。少人数制の講義が主流なのでしょう。
ネットラウンジやPC演習室、図書館あたりはさすがに新しいだけあって整った設備でした。そうそう、屋上からは紺碧の太平洋が一望できるんですよ。最高♪
一通り巡って、学食でお昼を食べたところでお開きとなりました。
この学部新設を契機に、若年人口が減る一方の地元に少しでも活気が出てくれるといいなぁ。





*今日の過去絵

登場人物紹介欄のイラストを新しくしようと描いてみたんだけど、いまいちアリアらしさが感じられないので没にしたものです。
ツインテール……。



浜月まお |HomePage

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