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うららか雑記帳 DiaryINDEX|past|will
ただいま、ご紹介にあずかりました、新婦の友人の浜月と申します。Mさん、Tさん、ご結婚おめでとうございます。ご両家の皆様にも心よりお祝い申し上げます。 本日は大役を任され、何をお話しようかと色々迷ったのですが、Mさん宛てに手紙を書いてみましたので、この場をお借りいたしまして、読ませていただきたいと思います。 Mちゃんへ Mちゃんに手紙を書くのは、とても久しぶりのような気がします。 このおめでたい日に、あなたのどんなお話をしようかとあれこれ迷って、高校時代の文集やアルバムを引っぱり出して眺めてみました。そうしたら、手紙や写真はもちろん、何気ないやりとりのメモ用紙なんかもたくさん出てきて、そのひとつひとつにMちゃんとの思い出があるんだなぁと思ったら、柄にもなく胸にこみ上げてくるものがありました。 私たちが初めて出会ってから、もう丸10年が経つんだね。高校1年から卒業するまでずっと同じクラスで、みんなで笑っていろんな話をしていたことを、今でもよく思い出します。 あの頃からあなたはいつも朗らかで、その場にいる人をふわっと和ませてくれるような雰囲気で。誰かが辛いとき、悩んでいるときは、親身になって話を聞いてくれたよね。 私はMちゃんに一体どれだけ笑顔をもらったのか、分からないくらいです。私にとってMちゃんは、春の青空みたいに優しくて暖かい、大切な存在でした。 高校を卒業してからも遊びに行ったり、一緒に旅行に出かけたりしたよね。 Nちゃんと三人で夏の軽井沢に行ったとき、楽しかったね。写真館で大正時代風のドレスを着て記念撮影したいって言い出したの、Mちゃんだったでしょう? 行き先が決まったら前もって下調べして、切符やレンタカーの手配なんかも抜かりなく済ませてくれて。Mちゃんの気配りのおかげで、私は、ただ当日待ち合わせ場所に行けばいい状態でした。 そんなふうに、現実的でしっかり者なところと、レトロなドレスの衣装を着たいという、ちょっと夢見がちな可愛いところ、両方あわせ持っているのがMちゃんの大きな魅力だと思うよ。 ねえ、卒業するとき、Mちゃんが私のアルバムに書いてくれたメッセージ。覚えているかな? 「3年間同じだなんて、君はよっぽどアタシのことが好きなのねvv」 ……そう、実はそのとおりです。私だけでなく、みんな、Mちゃんのことが大好きで、今日こうしてあなたの最高に幸せな姿を見ることができて、言葉では言い表せないくらい、嬉しい気持ちでいっぱいです。 Tさん。ご存知のとおり、Mちゃんは明るくてしっかり者ですが、ときどき頑張りすぎてしまうこともありますので、そんなときにはさりげなく支えてあげてくださいね。 そして、いつまでもお互いを思いあえる素敵な夫婦になって、私たちに、結婚生活というものがいかに素晴らしいかを教えてください。応援しながら楽しみにしています。 お二人の幸せを心よりお祈りいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。 本日は本当におめでとうございます! 自分で書いててちょっと泣けてきた。 当日、ちゃんと読めるかしら。 終盤に「結婚しても毎年恒例の初日の出・初詣は続けようね」とか入れたいから、まだまだ修正の余地ありですね。むう。
浜月まお
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