僕の生きる道
ぼく



 勝ち組

新しい年を迎え、変わりない平凡な時間が過ぎる
負い目があったり引け目を感じていたりすると
「居場所がない」などと口にする者がいる
平凡な時間の中で自分の存在がどれほど大切か
それは死に直面するとよくわかるものである

人生をどう生きたか
悔いのないものであるならば
そこに居るだけで十分なのである

家で茶を飲む
安らぎの空間の中でどれほどホッとするものか
そこいる自分の存在にどれほど満足することか

楽天的な考え方と放棄することは背中合わせである
今正月だから、盆だから、誕生日だからなどと
寛いでいるのはただの心の甘えである
学生の頃そういって放棄していた僕は受験に失敗した
正月が来るたび思う
「今日ぐらい・・・」といい、片付けてしまうのは
負け組に近づくことなのだと

僕は今日できることは今日行いたい
約束も守るものであり、破るものではない
僕は他人に厳しい分自分にも厳しくありたい

お前はそんな僕にいつまで着いて来るんだい?



2005年01月01日(土)
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