会社にＶＯＷ持ってったら読んだ人片っ端から大ウケ。なんでもない言葉がひと文字変わったりするだけで、なんでこんなに面白いんでしょうねえ。最も大衆受けするのはこういう原始的というか、ひとめでわかるギャグなのかもしれんなーと思いました。

でも、ネタそのものを絵や字にして見せるというのは芸人が持ちネタとしてやるには厳しいかも。だってそれならネタだけ置いとけば勝手に見て勝手に笑えるもの。つったら鉄拳やいつもここからに対する挑戦かと思われるかしら。いやいやそうじゃないけど。

でも実際、彼らのネタを本にしたのを見ると、それなら最初から本だけ出せばって思うような出来なんだもの。最初にテーマ説明（前フリ？）があって、めくっていくとそれに続く絵や文字があるだけ。あのフリップと口で言ってるセリフをそのままページに載せちゃった感じ。

そして本を見てから実際しゃべってるのを見ると、声が邪魔に感じる。ひどい言い方だけど。でもそういう意味ではいつここはまだいいかな。超主観で言って悪いけど、声とネタが合ってる気がする。鉄拳は…気弱な感じのあの声がネタを殺してるような…せっかくいい着眼点持ってんのになーと。どうせなら長井秀和のような特徴ある声で行ってほしいな。

ただ、いつここの「どけどけ」は本よりライブの方がいい。小道具を使わず身体ふたつで勝負してるからだろーか。できればテロップに頼らず聞き取れるように、もうちょっと滑舌よくしてくれるとありがたいが…