「野菜くれー」と身体が時々発する信号を受けて、ほうれん草のおひたしを作ってみました。醤油と削り節をかけただけの実家の定番。

でも食べてみると、なんかうちのと違う…母さんが作るのとは似ても似つかない。あれー？誰でも作れるはずなのになー。決してまずくもないんだけどなー。

まあ確かに。実家にいた頃だってちゃんと料理教わったことなかったから、同じ味が作れるわけもないんだけど。料理教室に行けとはずっと言われてたけどさ。いずれは嫁ぐかもしれないし、ひとつふたつでもこういうおふくろの味は受け継いでおいた方がいいのかな。

などと薄味のおひたしを食べながら思ったのでした。
…ああ、そーいや母さんの味は全体に濃厚だったなあ。これはこれでいいのかも。