今日はめずらしく仕事で残業して、いつもより数時間帰りが遅かった。 「いつもなら、夕焼けが残っているうちに帰れるのに・・・」 昨今、嫌な犯罪が多発する世の中。 特に女性は、男性に比べ犯罪に巻き込まれる可能性がやはり高い。 薄暗い闇の中、たとえ原チャに乗っているとはいえ、帰るのは正直ちょっぴり怖い。 早く帰ろう・・・とHANAは家路を急いでいた。 すると、前方数十メートル先に男性が2人、行く手を塞いでいるのが見えた。 狭い路地いっぱいに立ち塞がれて、先に進む事は出来ない。 「・・・???」 訝しく思いつつ、轢くわけにも行かないので(笑)、ゆっくりと速度を落とし、彼らの前で停止する。 すると、2人の男性はゆっくりとこちらに歩み寄ってきた。 2人のうちの一人が懐に手をやる。 そして、ある物体を取り出す。 取り出されたそれを見て、HANAは息をのむ! 男性「すみません、ここにふ〜っと息をかけてくれませんか?」 言われるまま、マイクぐらいの大きさのそれに息を吹きかける。 そして、無事事なきを得(当たり前)、HANAは家路に着くことができました。 * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * なんとなく、サスペンス風味で書いて見ました。(^^; イヤでも、暗闇に立ちはだかられた時は一瞬、頭の中をイロイロな事が駆け巡りました。 別にやましいことも何もないのにね・・・。(笑)
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