Jukebox
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お腹がすいて、エスカロップを食べに来た。
今朝はやくに Jから連絡があった。 はやくもはやく5時くらいだったと思う。
何のオチもない話で わたしがしたのも何のオチもない話だった。
そんな話して、楽しいのかな?とは思ったけど しょうがない。
ほんとうにロマンチストなのか (この言葉さえ当てはまらないが、他に言葉がみつからない) もしくは裏があるのか、私のことが好きなのか 全く理解できない。
ほんとうに好きなら、この前みたいにはならないだろうし -私に隙があるにせよ- 嫌いなら、その後あんな風に優しくしたりしない。
お互いによく知らなかったからというのも、その原因の1つにあるし そのあと知るようになって あんな態度とらなきゃ良かったなって思っているかもしれない。
「(私の)話をすごく聞いてたよ。」 と、友達に言われた。 男の人は単純だ。 本能で、自分の好きな人を目で追ってしまう。
(好きなの?)
だけど、私は20の女の子のように愚鈍ではなくて 事実のままが、その人の気持ちだと知っている。
好きなのに言えないでいる、は「好きなのに言えないでいる」以外の なにものでもなく、 どんなに好きでも、明日、新しい恋に落ちて連絡がとれなくなったところで 相手を批判する理由にはならない。
私もそうなのだ。 はやいところ、会ったらいいんだ。 わかっているのに、そうしないのは、そうしないだけの理由が 自分の中にあることを知っている。
「うちの実家からも、花火見えるよ。」
実家なんて、 誘われないと行かないよ。 御曹司の実家には行ったけど、 あなたもおうちに誘ってるの??
それはそれは素晴らしい御実家なのだろう。 一等地に建つ、花火の見えるマンション。 兄弟は4人、それだけの子供を育てられる経済力。 父は医師。 彼の大学は学費の高いことで有名な私立大学、それも理系。 妹・弟たちは中学から私立に通っており 妹は私と同じ大学。 (うちだって、ベンツさえ何台も買わなければ、もう1人くらい通えないわけではない)
その御実家に、誘われているの? やれやれ。
そうして開口一番に うちの嫁にならない?ってお母様に言われるのが 彼らにとっては、何よりのプロポーズかもしれないよね。 御曹司はそうかもしれないが、 JはDrなのだ。その必要はあるのか??
御曹司のお母様がそうであったように。 「むーちゃんの、お嫁さんにどうかしら? こちらにも薬剤師さんのお仕事はあるわよ。」 記憶に残る、重厚な言葉。 薬局の同期をはじめ、 あの男子高出身者は素晴らしい家庭の人しかいない。
そして、薬剤師というのは、娘にしたい職業ナンバー1なのだ。 小さい頃からの夢と、自分の選択は あながち間違っていないんだなぁと思う。
従兄弟を撒くには ごめん、と言うことが一番だと知った。 心の奥でも、建前でも、一緒にいるのは嫌だと思った。
恋を忘れるには、新しい恋しかない。 これがいつか、新しい恋がなくても忘れるようになったら うちの上司みたいになってしまうんじゃないかと怖い。
驚くことに、 私は恋に落ちている。
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