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2005年11月15日(火)生い立ち。

私は両親にとっては遅くに出来た子供で

家族にとっての無邪気なチビ、だった。

たくさんの習い事に

私がやりたいと言ったから、通わせてもらったり、

塾にも行かせてもらった。それも私が言い出した。



ピアノの発表会では可愛い服を着ていたし、

実家の部屋はおねえちゃんの部屋よりも少し広い。

特別に天窓をつけてもらったりもしたし

私の部屋の壁紙とカーテンだけ他の部屋とは違って

白とピンクで出来ている。



高校は思いがけなく新学校に入る事が出来て

大学も入れないわけではなかった。

家族にとっては、親の割には出来の良い子と言われている。

実際は大したことはない。

それは昔からよく知っていた。



自分の生い立ちが限りなく嫌だった。

今どき、古い考えを持っているのは私で

田舎に生まれたことや普通の家庭に育ったこと

中学校での最悪な日々や高校の時のこと

コンプレックスに感じている。いまでも。



学費が高くて大変なのに

お姉ちゃんに仕送りしていたときと同じ額をもらっている(らしい)。

家賃は明らかに東京の方が高いのに。



小さいときから思っていた。

自分は一生懸命勉強して、お金持ちになるんだ。って。

もしくは・・・というか、それに付け加えて

絶対にお金持ちの人と結婚するんだ、って。



ディズニーランドに行きたかった。

毎年行っている友達を見ては、とても羨ましかった。

その夢が叶ったのは小学校6年生の誕生日で

旅行があの年の誕生日プレゼントだった。



私に出来ることは毎年の両親の誕生日や父の日や母の日を忘れずにいることで

必ずお姉ちゃんにメールを送って、その年のプレゼントを決める。

それから、電話をかけること。用事が何にもなくても。

学校に、最低限通うこと。試験に受かること。



この歳になって、友達に言われた。

家族に大切にしてもらっている私が羨ましかったって。

私だって、ピアノが上手で1つのことを一途に頑張れる友達が

とても羨ましかった。



私がケーキを作るのは

小さいときにお母さんがクッキーやケーキを焼いてくれたから。

私の嫌いな野菜のペーストが入ったお菓子ばかり。

でもお菓子になると、すごく美味しいんだよね。



あんなお母さんになるんだって

それも小さなときから決めている。







友達が会社を辞めた。

そのおかげで、生活が厳しいと言っていた。

いまはバイトをしているみたい。

そんなに親しいわけではないので詳しくは分からないが。



みんな迷う。

迷って迷って、成長する。

そんな人を愚かだと思ってはいけないよね。

私も迷っていて

そうして生きてくんだから。


shepherd |MAIL