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2005年09月05日(月)同時進行。

ドラマから何かを学ぼうとするなんて

あまりに大衆的でお手軽で

陳腐なものしか得られないと思っていた。

少なくとも中学生のときは

周りの話に合わせるためだけにドラマを見ていたし

実際ビデオに撮ってまで見る自分に嫌気がさしていた。

でも、他に出来る話が私にはなかったから。









あんまりテレビを見ないのは

他の事のほうが何倍も楽しかったから。

自分に降りかかるドラマの方が

あまりに劇的で身近だったから。









土日に起こったこと。

土曜日、友達の誘いで他大学の歯学部生と花火をした。

いきなりのことだったので終電には乗れないし、

だからといって断るのも面倒くさそうなのでついていった。

この際と思い、思いっきりはしゃいで楽しんだ。

その大学の歯学部には高校の同級生がいて

花火が終わったあとで、その子の話をちょっとだけした。









女の子の友達の部屋に泊めてもらう事になって

夜と言っても朝方に近い時間までDVDを見ていた。

歯学部性を連れてきた女友達からメールが入って

私のアドレスを知りたいって彼が言っているということだった。

友達は「また、だねー」と言った。

裕也の事だ。紹介すれば何故か誰かしら私を気に入ってくれる。

第一印象がたぶん、良いってだけ。









日曜日、メールが来て

ほとんど共通の知り合いの話でやりとりは終わった。

私の卒業アルバムを見たいと言ってたけど

真意は掴みかねた。

あまりに私の写真が面白いことを私が話したからだと思う。

話し方や声や話すことが高校の同級生に似ていた。

友達からメールが来て「どうだった?」と訊かれた。

本当に下心も何もなさそうだったので、普通だったと返した。

何が普通なのだか・・・。









花火が終わって、居酒屋さんで空腹を満たしているところに

仁から電話が来ていた。「今度、いつ会える?」って。

日曜日のバイトの面接中にメールも来ていて

「おごってくれるなら、ご飯でも食べに行こうか」と冗談半分に言ったら

本当におごってくれた。イタリアンのコース。

仁が来たから、他の友達からのメールは全て終わらせた。

「友達が来たから、またね」って。歯学部の彼にもそう言った。









お買い物をして、食事をして

その間、何かにつけ仁は私の手を握った。

本当はすごく嫌だったけど、離すと機嫌を悪くすると知っていたから

故意に離さないように努力した。

仁の手は細長くてごつごつしていて、すこし湿ってる。









帰ってきて、マンションの友達に頼んでいたビデオを借りに行った。

今までの流れを大雑把に話したら

「豪遊してるね」と言われた。

遠恋の彼とはうまくいってるのだそうだ。









月9を見ていて、ますます仁と会うのは控えようと思った。

歯学部の人は関係ない。友達になりたいタイプ、のような気がする。

そんなことを言って、私は男の子と友達になれる事が少ない。

異性として意識してしまうため。

辛いときに一緒にいてくれる人よりも

楽しい時間を分け合える人を選ぶ方がいいと思ったから。

仁に連絡を取りたくなるのは、いつも辛いときだから。










次のバイトはとても厳しいしキツイ。

今週から英会話もまた行く。

髪を黒くしなくちゃならないし、友達に会ってビデオも貸す。

実験が始まるのも今週から。レポート地獄だ。

でも、思ったほど辛いとは感じない。









初対面の人と話すことも、大きな声を出すことも

自分から立候補することも慣れた。

すこしづつ、要領の良いやり方を身につけていると思う。

いろんなことが同時進行している。


shepherd |MAIL