もっと見せろ→Pulp essay INDEX
AIRに一言→新・云い逃げボード
わんこに一言→わんこ・びーびーえす

Swatch e-store(PC)

MoMAオンラインストアジャパン


絵だけ見せろ↓(AIR掲載イラスト集)

犬だけ見せろ↓(AIR掲載の犬系日記集)
- 2006年11月23日(木) ∨前の日記--∧次の日記
- 欧州に「ナカムラ」を知らしめた芸術FK弾!

2006年11月22日。

欧州CL決勝トーナメント進出を賭けた、F組の大一番
セルティック(国内リーグ現在1位)vs マンチェスターU(プレミアリーグ現在1位)


世界最高峰の舞台で、日本の中村俊輔がやってくれた。
世界的強豪クラブ・マンUを相手に決勝T進出を決める芸術的FKを決めた。


まずは、ご覧ください。おなじみYouTubeの映像でどうぞ。









■欧州CL=最高の舞台



欧州CL(UEFAヨーロッパチャンピオンズリーグ)と聞いて、
サッカーファンならば、その舞台の価値を知らない人はまずいないでしょう。

では、中村俊輔は知っているし、W杯もあれだけ大騒ぎしてたから知ってる。
でもサッカーそのものは深くは知らない…という方に説明しておきます。


欧州CLは、
W杯と同等かそれ以上の価値をもつ舞台である。




ワールドカップを「国別世界選手権」とすれば、
欧州CLは「クラブ別世界選手権」である。



ちょっとまて、「欧州」のクラブだけなのに、なんで「世界選手権」?
…と思った方、知らない割にはいい質問である。確かに欧州だけの大会である。

しかし、世界各国の一流選手はすべて欧州のクラブでプレーしている。
特に南米クラブは、欧州クラブへ選手を輸出するための工場とまで云われている。

欧州トップクラブの真剣勝負の舞台である欧州CLは、名実ともに紛れもなく、
世界サッカー最高峰の舞台である。だから事実上「世界クラブ選手権」に等しいのだ。

(クルゼイロ、パルメイラス、ボカ・・・南米の名門が怒るかな??)


俊輔のセルティックが所属するスコットランドリーグは、欧州全体から見れば
「二流リーグ」だと揶揄する評論家もいる。俊輔がスコットランドで見せるプレーも、
そういう意味で評価しない専門家もいるのだ。


だからこそ、欧州CLでの活躍は意味がある。











■世界的強豪相手の決勝点



その大舞台で、欧州屈指の強豪チームのマンチェスター・ユナイテッドから決めたFK弾。
しかも2戦連発で奪ったもんだから、世界中の評論家がぐうの音も出ない状態だ。


そしてこの1発が、欧州CL決勝トーナメント進出を決めた衝撃の1発とのことで、
地元スコットランド紙や英国紙はもちろん、前所属リーグ国のイタリア紙など、
欧州各国紙が自国リーグスターそっちのけで、一面に「ナカムラ」の文字が踊った。


これだけでも、欧州CLが欧州各国にとってどんな位置づけかが分かるであろう。
一夜で欧州中が「ナカムラ」を知った。「東洋の○△×」ではなく「ナカムラ」と。



舞台も相手も最高。そして仕事も最高だった。












■ベッカム級の超芸術FK



おそらく、欧州各国紙がこれほど騒いだのは、欧州CLで
二流チームの日本人が、FK一発で欧州の強豪を破ったからではない。



そのFKが、紛れもない芸術品であったからだ。



マンUのゴールキーパーは、世界的名手であるオランダのファンデルサール。
その名手が、2戦立て続けに餌食となった俊輔のFK。


1戦目の俊輔のFKに、ファンデルサールは一歩も動けなかった。
そして2戦目。0ー0で迎えた後半36分。距離は28m…俊輔の射程距離からやや遠い。


1戦目の記憶、試合状況…、世界屈指のGKは極限まで集中力を高めていたに違いない。
警戒しすぎる程に警戒していたはずだったが、俊輔はその予想を超えていった。


映像を見て改めて驚いたたのが、弾道も然ることながらその速さと力強さ


日刊スポーツで沢登氏が解説していた。これまでの俊輔のFKは精度は世界レベルでも
キックが弱い印象があった。しかしマンU戦で見せたFKは、速さを保ちつつ壁の上を超えて、
急速に落下する芸術的弾道。巧さに強さを加えて、紛れもなく世界屈指のレベルに達したとのこと。

セルティックの監督は『マンU時代のベッカムを見てるようだ…』とコメント。



1本のFKだけを見ても、世界中の評論家が認めざるを得ない超芸術品。

もはや「ベッカム級」ではなく「ナカムラ級」となる日も近い?






=====================================

【付録】


《↓↓アナウンサー超絶叫編↓↓》 ※音が聞ける環境で!!!



「オマイガーーーーーーーーーーーッ!!!!!」(Oh My Gooooooood!!)


かなり笑いました…。


=====================================








■誇らしいこと。



今年、W杯で打ちのめされた我々日本人にとって、
こんな胸がすく思いが出来るとは考えてもみなかった。


そして、本当に彼を誇りに思えた瞬間、それは・・・、
決勝T進出を決めて涙するセルティックサポーターの映像を見た時だ。


セルティックは今回の俊輔のFKで、クラブ史上初の欧州CL決勝T進出を果たした。
俊輔はクラブの歴史に名を刻むどころか、クラブを新しい次元の世界へ導こうとしている。
所属クラブのサポーターに感謝される存在となっている。最後はごくシンプルな話であるが、
それこそが、同じ日本人として誇らしく思うことではないか。


是非、決勝トーナメントでも、一発かましてほしい!!

欲を云えば、流れの中での美しいゴールも一発決めてほしい!!






061123
taichi


...
    

∨前の日記--∧次の日記----Pulp essay INDEX(更新履歴一覧)



日記リンクサイト「日記才人」にも参加しています。投票には初回だけ登録が必要です(→登録
日記才人」の「マイ日記才人」に登録すれば、更新が一目で分かります

エンピツ投票ボタン(登録不要)

My追加
ご感想をどうぞ。



Copyright(C) 2006 HARATAICHI All rights reserved.

からしれんこんランキングに参加してね



AIR〜the pulp essay〜_ハラタイチ
count since 041217
Mail   

ごひいき犬ブログ

ZOZOTOWN(ゾゾタウン)

Apple Store(Japan)

 iTunes Music Store(Japan)  iTunes Music Store(Japan)
 iTunes Music Store(Japan) Sony Music Shop

ランキングサイトへ一票!
(クリックでAIRの投票になります)

芸術系RANKING文学/日記

PLATINUM ENGINE

ホームページランキングネット

ページビューランキング!!


バナー 10000004

ipodnano_600-120.jpg Swatch e-store(PC)

Apple Store(Japan)