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2006年02月13日(月) バレンタインを待つ息子。


息子がバレンタインデーと言う行事を知ってしまった。
14日になると、チョコをもらえると思っている。
クリスマスと同次元なイベントだと考えているらしい。

クリスマスはサンタさんがプレゼントをくれる。
バレンタインデーは女の子がチョコレートをくれる。
息子の場合、肝心なのはサンタさんではなくプレゼントであり
女の子でなくチョコである。

そう言う男子は、きっと長い事チョコとは無縁になるのだろう。

サンタさんはいないので、親がプレゼントを買う。
バレンタインのチョコをくれる女の子もいないので、親がチョコを買う。
別に買わなくてもいいのだが、少なくとも母(祖母)は買う気だ。

私は、息子が家族チョコを渡せる年齢まで育った事に感慨を
覚える
と共に、これからずっと私のバレンタイン相手は息子なのかと
苛立ちを禁じえない。
「家族チョコなんていらねえええっ」といつか反乱を起こされて
しまうか、じっと堪えてもらい続けてくれるか。
いずれにしても、思春期の男子にとって家族チョコは悲しく複雑だ。
クリスマスと違って 家族からの場合、チョコ限定と言うのが、また悲しい。
手作りのマスコット付きとかは、家族チョコにはないのだ。
付けられても困るだろう。

「ママちゃんの誕生日の次の日は、チョコをもらえる日」
そう、今日は私の母の誕生日である。
「明日はケーキで、火曜日はチョコだね!」
身体に悪そうなサイクルだ。

母「学校にはね、チョコ持って来ちゃだめだから、学校行ってる子は
チョコはもらえないんだよ
」
息子「そうなの?」
母「そうなのっ」

ではダイソーの100円コーナーは何故にあんなに手作りチョコグッズで
溢れているのか、チョコが手作り出来る事を息子は知らない。


甘くて美味しいチョコレート。
「虫歯になる」だの「鼻血が出る」だの「これは大人の食べ物だ」だの
言われて、時にはいきなり取り上げられてしまうチョコレート。
堂々と持たされるのは遠足の時くらい。
それが人からもらえると言う。息子は2月14日を覚えてしまった。

ちょっと気になったので聞いてみた。
「バレンタインデーに女の子はどうして男の子にチョコをあげるの?」
「好きだから」
理由などどうでもいいと言う事があからさまな言い方で返事が戻った。
好きだからチョコをあげる のではなくて
好きだからチョコをあげる なのだ。


そして行事の本当の意味が判った時には、年齢に関係なく
家族のくれるチョコレートに、うっすらと複雑な思いを抱くのだろう。
抱かないかも知れないが。










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