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佐世保の事件、また『アスペルガー症候群』の診断か。 だろうと思ったけど、やっぱりなあ。 何でもすぐ、これになるのだが、いいのかなあ。
時々書いてるけど、うちもアスペのパンフレットもらった。 息子4歳の時で、まだ3年経ってない。 診断は知能テストと母親への問診、診断を下す医者は、息子の顔すら まともにみなかった。有名な先生なんだけどなあ。 でもはっきり言って、ものすごく嫌いなタイプだったけど。 「とにかく、これです。これ、読んどいて」 とか言ってパンフくれて。こっちとは、ほとんど話さなかった。 ヒヨコの鑑別じゃあるまいしあんた。
今は判らないけど、自分の時は『アスペルガー』を初めとした 広汎囲発達障害の中には、知能はむしろ人より高く、環境によっては 思わぬ才能を発揮する可能性があると言われた。病と断定しながら 微妙に親の自尊心をくすぐってくる。うちの息子は知能テストの 結果「丁度平均ですねっ」と言われた。 「でも、他所に興味がうつって集中出来ないようですので、また別の 機会に受ければ、もっと違う結果が・・・」
違うんだって。平均なんだって(苦笑)。漢字はそこそこ書けるけど まだ計算、指使ってるし。興味を持ったら、そちらにある程度伸びる 頭が、せいぜいある程度でしょう。私もそうだもんね。 頭いいとか言うと親が安心すると、本気で思っているのか。 「一生治りません」って問診で断定されちゃうんだぞ。 脳みその事なんてろくに判ってないはずだ。器質異常なんて絶対に 問診で判るはずないじゃん。 あの時、もっと言い返してやれば良かったんだけど、専門のお医者 相手だから、怖いのはやっぱりあった。 もっと酷い事、言われたらどうしようとか。 今も、そう言う診断の仕方、してるのかなあ。
結局、脳の器質に異常のある人間が、環境等で刺激を受けて事件を 起こす結果になったと言いたいのだろう。だけど病名が先走っている。 同じ物をみ、同じような環境に身を置いて、当たり前の反応をする 者の中で、著しく違っている者がいる。 違っている者を病気としたいんだろう。病気でないなら何なのだ と言う事になるからだ。
脳の器質異常から来る病は古くからあり、どの民族にも一定の数で 患者が存在して来たのだと言う。 新しく加わっている、発達障害と診断される子供達の数の多さから して(養護学校へと診断される子は10倍になったと言う) 人間の脳みそは異常だらけと言う事なのだろう。 個性とそれとは、どう分けるのか。
発達障害が犯罪の代名詞にならないか心配だ。 その反面で育児に不安を抱えたお母さんに、非常に幼いうちから 「むしろ人より頭はいい」「療育次第で才能も伸ばせる」 などと甘い味のオブラートに包まれ、同じ病名が下されるとしたら こんなに怖い事はない。
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