もうちゃ箱主人の日記
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2008年02月14日(木) タイトル イズ チーパー ザン …

バレンタインにふさわしい話題かどうかは
わかりませんが、書き漏らしていたことを…

マックの勇敢な店長(いやがらせが心配です… (^^;))の
訴訟の件、いろいろな記事がありましたが
下記、編集手帳氏のコラムが出色と思いました。

もうWebで読めないと思うので
全文引用します。

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1月29日付 編集手帳

財界人や学者からなる日本の使節団が米国を訪ねたのは
1955年の秋である。
ある製鉄会社を視察したとき、歓迎の席に副社長が10人も現れたので
一同は目を丸くした
◆経済学者の中山伊知郎氏が副社長職をたくさん置く理由を尋ねたが、
当人たちは微笑するのみで答えない。と、横合いから若い社員が口を挟んだ。
「タイトル イズ チーパー ザン ダラー」
 (称号を与えるほうが安くつくので…)
◆団員が書いた見聞録の一節にある。
ジョークにしても、なかなかいい度胸の社員である。
日本マクドナルドの男性店長(46)が起こした「管理職」を
めぐる裁判の判決に、そのくだりを思い浮かべた
◆店長とは名ばかりで管理職の権限も待遇もなく、
一般社員やアルバイトと同じように早朝から深夜まで調理や接客を
している。
管理職とみなして残業代を払わないのはおかしい
◆その訴えを認め、東京地裁は未払いの残業代など755万円の支払いを
会社に命じた。
休日ゼロ、残業137時間の月もあったという。
どの企業、業界といわず、「管理職」がタダ働きをさせるための称号で
あってはなるまい
◆半世紀前でさえ、半ばジョークに聞こえた“安くつく”裏技である。
「タイトル イズ…」が日本にいまも生きていると聞けば、あの度胸の
いい彼が今度は目を丸くする番だろう。
(2008年1月29日 読)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20080128-OYT1T00676.htm



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