もうちゃ箱主人の日記
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頂いたチケットで 芸大オペラの《ラ・ボエーム》へ。
基本的には、「突っ立って歌う」だけの演出だったが、それが快い。 三幕では、不覚にも涙がこぼれたりして… (^^;) ああ、青春の恋のほろ苦さよ…(笑)
演出は、時代設定を原作の1830年代から ヒッピー華やかりし1967年のアメリカへ変更したという。 たしかに二幕冒頭では、会場の後から大勢のヒッピー風男女が 手に手にプラカードを持ち、口々に Make love,not war!と 叫んで登場、舞台へとデモした。… だからといって、それが何か------
だいたい、 このオペラの原作設定の1830年代というのは、実は微妙な時代! フランスで1830年の七月革命が挫折し、 次の二月革命(1848年)へのエネルギーがくすぶっていた。 (ドイツでは、Vor Maerz<三月前>と呼ばれた時代) そんな時代を、後の1890年代になって描いたもの。(初演1896年) ---ミュルジェの原作戯曲が上演されたのは、1849年。 ほぼ同時代物だった。
ところが、正直いって、今までこのオペラを聴いて、観て そんな時代背景を感じたことは、まったくなかった。 (私が鈍感なせいなのかな?)
そこが、プッチーニと「時代の子」だったヴェルディとの違い だったのではないかと、個人的には考えている。 イタリア人のアバードがプッチーニを振りたがらない、というのも こんなところに理由があるのかな、と勝手に納得しているのだが… (これは私の思い込みで、違っているかも---)
そんなわけで、小難しい「読み替え」は不要、 青春の光と影を、大きな声で歌い上げればいいのではと 思ってます。 (違うご意見もあるかもしれませんが----)
今日のところは、とりあえず、こんなところで… (^^;)
* 今日の上演キャストなどは→ http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/2007-0718-1201-14.html
もうちゃ箱主人
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